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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

クリスマス前の記事を今載せてみた


年末だし、会社辞めるし、27日からプチ旅行だしということでまとめに入っておこう。万が一飛行機が落ちてもまとめてから出掛けたのであれば、なんか悪くない感じじゃん。


2001年はどんな年でしたかと聞かれると、仕事では4つの携帯電話のコンテンツをオープンさせて、それを手伝ってもらったマッキが美術の専門学校の先生になって、5月末に自分名義のアパートを借りて二人暮らしを始めて、ナタリーとシンクとパティとけいちに会って、泥棒に大事なゲームキューブを盗まれて翌日買い直して、会社を辞めて、なんだか思ってもみなかったフリーっぽい商売になる、ってそんな年でした。変化としては、生活に必要なものに割くお金が増えたので、今までゲームと音楽や漫画や雑誌になんの我慢もせずに使っていたお金がなくなり、細かくお小遣いをコントロールしないといけなくなった。ゲームは月に1,2本、CDは1枚買えればいい方だった。でも必要なものがはっきりすることは悪くない感じだった。PHSを三代目にした。自分や家族の暮らしを守るためにお金のことばっかり考えていた気がする。母がやたらに倒れたり、怪我したりする年だった。親戚には全然会わなかった。4ヵ月も待ったのにADSLが繋がらなかった。カレーとチャーハンとうどんとクッパの作り方を教わった。携帯電話の友達のアドレスをほとんど削除した。心臓が痛むようになって病院に行った。問題なかった。就職活動をして、いろんな事が分かった。安定と青い鳥を天秤に掛けた。人には成功に挑む権利と失敗してもいい権利の両方があると思った。出会いを大事にしようと思った。そういう年でした。


2002年は多分、今までで一番すごい年になる。がんばって大事なことに少しでも近付きたい。何度もおんなじことを宣言しちゃうくらい、びびり&空回り。いえーい。


映画「X-MEN」を観た。アメコミの実写化なので、すんごいアクション映画を期待してたのに、地味でした。人間たちに差別され、迫害されるミュータント。同じミュータントでありながら人間を守るっていう設定は、あぁ「鉄腕アトム」かって思った。ヒーローであるためのかっこいい超人的な描写は全然なくて、特異体質であるメンバーのどこまでも人間的な悩みにスポットを当てられるので、アクション映画を期待していると、全然爽快感がなくてイライラする。主人公のウルヴァリンの腕から飛び出る長い爪は、飛び出すとき「痛い」ってことを初めて知った。


プレゼントやイベント系の仕込みが大の苦手な僕としてはメリーグリマスも気が気じゃない日のひとつです。今年は少しでもカナを喜ばせたいなーと思って、なんとなくプレゼントでもらったらうれしそうなものを聞き耳立てて探っていたんだけど、やっと捕まえた「手袋ないから寒いなー」って言葉に歓喜して、その日のうちにけっこういい感じの奴をいくつか見つけたりして、あとは買うだけってところまで来たのもつかの間、次の日にはもう新しい手袋を自分で買ってたりなんかして。へこむ。そりゃそうだ、寒いんだから買いますとも。そんなら次を考えればいい。ゴーゴー俺!


「寒くなってきたね、毛糸の帽子って可愛くない?」(誘導尋問)
「あー、毛糸の帽子?」
「何色がいいかなー、ピンクかなー」
「頭がくしゃくしゃになるから嫌い。被りたくない」
「あ、そう」


「ね、かわいいスカートを探しに行こうよ」
「いいよ」
「これは?」
「うーん」
「じゃあ、これは?」
「‥うーん」
「じゃあ、これは?」
「‥やっぱり、自分で好きなの探すことにする。ごめん」


「あ、あのー、クリスマスイブ、休日出勤になっちゃったんですけど」
「やっぱりお仕事かー。そうだろうなあとは思ってたけど。仕方ないね。もうちょっとだもんね。がんばって。」
「う、うん。すみません」


ぬー! 明日はどっちだ。