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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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キノコ


人生上重要な悩み事がどどどーっと押し寄せてきて、カナまで不安にさせてしまって困っていたら、温かい野菜スープとフェルトで作ったパワーアップキノコをプレゼントしてくれた。頭の上のブロック(悩み事)も壊す勢いでジャンプ! まずジャンプ!そう思った。


カナが映画「アメリ」の前売りを買ってきたので天気のよい日曜日に渋谷までお出かけ。朝の回は逃してしまったものの、12時台のに間に合ったと思ったら、満席と言われたので次の回を待ったんだけど、30分前についたらもう手後れ。立ち見ですけどいいですかっていいわけないじゃんね。かなりくじけて、今日のもう一つのお目当て「iPod」を見に行こうツアーに変更しました。おー、あったあった! これがiPodかぁー。ウェブで見た感じそのままの、質感高い白い部分と裏の金属部分がいい感じ。大きさはトランプサイズ。重さはうーん、それなりにずっしり。でも相当かわいいです。惜しむらくは盗難防止用の紐が何本も付いて正確なホールド感や重さがわかんなかったことと、他のウォークマンとかでもそうだけど、ヘッドフォンが展示されていなくて、せっかくの白いコードの可愛さや肝心の音質とかがよくわかんなかったことですかね。あと意外にも対応OSが微妙だったことが現場で発覚! FireWireが搭載されていないMacは駄目ってのはまだ分かるにしても、MacOS9.21以降にしないとiTunesの同期機能が使えないのでした。うへー、まじー!? 僕んちのマックは2台とも9.0。さっそくアップルのホームページで確認してみると、9.0を9.2にアップデートするためには一度9.1にアップしてから9.2にしないとイケナイらしい。分かった。そこまでは甘受しよう。でも問題はその後です。9.1のアップデートファイルは92メガ、9.2のファイルは102メガあるじゃあーりませんか。これって56kモデムでテレホーダイの11時〜8時を目いっぱい使って、ぎりぎりダウンロードできないサイズです。死ね! それでも負けじとアップしたよ、俺は。9.2に。しかも一回アップデートに失敗して、システムフォントが全部1文字になっただけじゃなく、ハードディスクのアイコンもなくなっちゃったもん。死ぬかと思った。もうiPodを2万円引きしてもらっても悪くないだろうっていう努力です。ついでにAirMacカードもおまけに付けてもらいたいぐらいです。そんな文句はさておき、やっぱりカワイイなと思ったiPod。でかいし、重いし、高いし、すんごい過渡期の製品だと思っているけど、やっぱり単純にカワイイ。他の会社の今までの製品でも、MDプレイヤーよりちっちゃくてカワイイのはあったけど、メモリが64MBとか128MBとかしかなくて、しかもメディアは差し替え式じゃないわで、なんだよー、朝の忙しい時にパソコンを立ち上げてファイル転送しろっていうのかよー、言語道断! だったらMDでいいよ馬鹿!ってな気持ちでしたが、iPodなら1000曲は入るから、朝迷う必要もないし、MDみたいにメディアをバラバラとたくさん持って歩く必要もないしで、初めて悪くないかもってな気持ちになれたのだった。っていうプレゼンを延々カナの耳元でして洗脳を試みました。だって安月給じゃ買えないんだもーん。買わせちゃうしかないんだもーん。なんとかカナが財布を取り出すところまではいったんだけど、すんでのところで「‥いや、もうちょっと考えてみる」と思いとどまってしまいました。ちっ、オレのホスト道もまだまだですな。


時間は前後して、映画を待っている時にけいちから電話。「ロクヨンのゲームを借りに行っていいですか」と言うので、もちろんOK。8時半ぐらいにチャイムが鳴って、出来上がったばかりの鍋を囲みつつ、「これ見ませんか」と差し出されたビデオを入れてみる。ケーブルでやってたスーパーカーのドキュメンタリー番組だそうだ。おぉ! ナカコーがまじめなことをしゃべってんのって初めて聴いたかも。スーパーカーのメンバーは4人全員、まるで○○のようになる、とか、○○に負けないようにするみたいな相対的な目標意識がなくて、自分達の感性を信じながら、それを丁寧に皿に盛るってことに一番気を使っているように見えた。そして「White Surf Style5」はシングル発売前のライブバージョンの方が全然よかったという点で意気投合した。そのあと、ロクヨンのゲームをいくつか遊んでもらう。「マリオゴルフ64」をやり始めて、ルール以外は特に教えなかったのに、パー、パー、チップインバーディとかを出しやがって、横で見ていた僕は「おげ!」とか変な奇声をあげてしまった。「いや、ゲームボーイのゴルフはすごくやったんですよ」とけいちは言うものの、ゲームボーイのゴルフの操作性と知識でなんとかなっちゃう3Dの「マリオゴルフ64」はただもんじゃねーなと思った。そのあと「どうぶつの森」をやらせてみる。脱ゲームを目指している最近のゲームがけいちの目にどう映るか気になって、しばらく黙ってみる。ロクヨンDD風の文字入力もフツーに理解できたし、みしらぬネコとタヌキチによる導入もすんなり行ったみたい。キャラクターの顔は眠そうな顔の奴になった。先に建っている僕の部屋とカナの部屋を見て、まだ何にも遊んでないのに「うわー、これはまりそうだなー」とか言い出す。部屋をここまで広くするのにどれだけの作業が待っているかは知らないので、結構微妙。そしてタヌキチにバイトをさせられるところまでいったんだけど、最初っからデパートだったんで変な感じだった。こんなのタヌキチじゃないやい! そんな感じ。そのあと「ゼルダの伝説」を始めたけど、前にほんのちょっとだけやったらしくて、特別な反応は見れなかった。でも「Z注目」に導入していく部分で「おぉ!」とかゆってた。これは僕も言ってた気がする。結局、「ゼルダ」「どうぶつの森」「マリオテニス」「マリオゴルフ」を持っていったのかな。なんだか僕が6年間掛けてじっくり感動した名作をたった2時間とかでごっそり持っていかれてちょっとショックだった。振動パックの存在を知らないどころか、未だにコントローラの持ち方もわかんないのにさ。ちぇ。