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ジャンプの旧作で新鮮さ!? 「コミックバンチ」売れ行き好調

同誌の人気作を執筆するのは「シティーハンター」の北条司や「北斗の拳」の原哲夫ら、ジャンプの有名漫画家だ。とはいえ、安易にジャンプの旧作を二次利用したわけではない。キャラクターこそ旧作と共通するが、登場人物、時代設定、タイトルが異なる別のストーリーにしている。この結果、学生時代にジャンプを愛読した30歳前後の男性読者に懐かしさだけでなく、新鮮さをアピールすることに成功した。「二軍的な作品も予想以上に健闘している」と堀江社長は語る。二軍と呼ぶ作品の多くは敗者復活がテーマ。肩を壊した元高校野球児がサラリーマンとして奮闘したり、証券マンが失敗続きの人生をやり直したりといった作品だ。

たぶん、バブル期に入社して、今リストラの波にさらされているあたりの年代から、僕らぐらいの若手の終わりをターゲットにしているんじゃないかな。がんばればどうにかなるって思いたい若い世代と、すでに諦めが始まってて一度自分が通過した古いものの中からしか何かを汲み取れなくなった世代に向けたメッセージが多い気がする。僕はいまだに毎号買ってますけど、他の雑誌に比べて特別面白い感じはしないかな。北斗の拳は全然ヒーローらしい活躍をしないし、シティーハンターも同じ内容でストーリーを引っ張りすぎてて緊張感がもたない。それでも毎号懲りずに買ってしまうのは、例えば、新しいロールプレイングゲームを遊ぶ時に、魔法の名前やシステムを1から覚え直すのは面倒だなーって気持ちがあるとして、だったらドラクエ1・2ゲームボーイカラー版とかドラクエモンスターズとかでいっかぁ、みたいな感情と言えばわかってもらえるかな。そうとは言いながらも「山下たろーくん」と、オリジナル新作の「リプレイJ」は毎号ちゃんと面白い。220円のうちの150円ぐらいはその二つの作品に払っている気分です。もし手に取る機会があったら目に留めてみて。