ゲームキューブ本体と同時発売される3タイトルのうち、最も面白いと感じたのはセガの「モンキーボール」。ゲームシステムがN64「電流イライラ棒」に似ているので損しているが、熱中度・モードの多彩さ・緊張感のどれを取っても一級品(8/20の「とあるソフト」とはこれ)。ビリヤードやボウリングで遊べる割には本編のステージ数が少ないなど、不満もいくつかあるが、最悪でもビリヤードソフトとして楽しめるので、買って損しないタイトルとして自信を持ってオススメできる。
ちなみに「タイプ別・オススメGCソフト」をGBAソフトで言い表すならば、
・ロックマンエグゼにハマった人→「ルイージマンション」がオススメ
・F-ZEROにハマった人→「ウェーブレース」がオススメ
・ミスタードリラー2にハマった人→「モンキーボール」がオススメ
・トウイティーのハーティーパーティーにハマった人→「xbox」を推奨といったところか。
何の迷いもなく、「ウェーブレース」と「ルイージマンション」を予約しちゃった僕としてはまさに盲点だったかも。手軽なものをみんなでわいわい楽しむのがゲーム機の一番純粋な存在価値(マーケット的にも)なんだとすれば、ルイージは一人用だし、ウェーブレースはストイックすぎるかもしれない。任天堂としては、ムキュウの発売日よりも「スマッシュブラザーズ」「ピクミン」「どうぶつの森」が揃う年末に焦点を合わせているのは確実で、それまでは僕のようなハードをすぐに買わずにいられないコアな人たちの(オタクな人たちの)様子をうかがう前哨戦なんだろうなーって思った。CMもまだまだ本気っぽくは打ってないし、単純に新しいゲーム機のことを知っているフツーの人というものが全然少ないのを分かっていて、じわじわ認知度を上げていく計算なのかな。そう考えると「スーパーモンキーボール」がもしいいゲームだとしたら、ハードの認知度が低いこの発売タイミングはセガにとってあんまりよくないのかもしんないな。
明日は映画「ファイナルファンタジー」の試写会に行ってきます。