lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

神様のひとり


電車の中でシレンに夢中になってるのはまだいいとしても、そのあまりの夢中さに半日チャックが全開だったことに気づかなかった夏の日。あ、ミンミン蝉が鳴いてるやぁ。


ファイナルファンタジーXの売り上げが一週間で200万本に迫る勢いとかでびびる。200万本ってハードの普及台数から考えたら40%近いっつうか、もはや半分。ツレプテクーを持っている人二人に一人の世界ですよ? そんなソフト、ファミコンに対しての「スーパーマリオ」ぐらいのもんなんじゃないの? すごいよね。正直な話し、あのシリーズはファイナルファンタジー7しか最後までやったことがない僕ですが(しかも義務感80%で)、やっぱりいまだに綺麗なムービーを見るための障害としてのお使いゲームをやる感じなんでしょうか。ファイナルファンタジーに限らずRPGというゲームを僕はあんまり理解できてない気がする。本で言うと大河小説みたいなものかな。やっぱり分厚さが大事なの? 10時間とかで終わっちゃまずいのかな。だいたい買った人の何%がエンディングを見ているんでしょうか。8800円に対しての満足度はいくら? ドラクエ7の時もみんな大騒ぎしておきながら、マッキも齋藤さんも森屋さんもクリアしなかった。僕の知っている中ではクリアしたのはカナだけだ。ストーリーが好きならなんでクリアしないでいられるの? それとも祭りの為の祭りなのかなぁ。夏だから水着を着るとか浴衣を着て花火を見るとかそういう感じ? 「ヒーロー」というドラマが視聴率30%を超えていた時のこととか思い出すなぁ。何がいいから欲しいとかじゃなくて、数字が先行する感じ。先行した数字にびっくりした本来関心のなかった人が乗っかってもっと大きな数字が被ってきたりして。しかもなんで数字が出たのかっていうのは何にも学習されないで次が来ちゃうのね。関心がない人の財布を緩ませるのは商売人の才能だとは思うけれども、そうなると広告代理店や胡散臭いプロモーターがピラミッドの頂上にいるように聞こえるのがなんとなく気に入らない。つまり気に入らねぇ。


ハドソンがコナミの傘下になったとか。すげー! コナミ筆頭株主になるんだって。先日スクウェアエニックスナムコの協合発表はあったけれどもこの組み合わせが、一部ではコナミ包囲網なんじゃないのー?てなことも囁かれていたようです。コナミ任天堂と仲がいいですね。モバイル21という別会社を共に作っていたり、今回「マリオパーティ」やi-modeコンテンツで躍進しているハドソンを傘下に納めることで任天堂とのつながりがより深くなる(=バックがでかい)ということになりそう。


岡崎京子特集の「文藝」から彼女の発言の中で僕のココロに響くものをピックアップしてみました。やっぱり神様の1人だと思った。

自分にナットクしていないという事はロマンチックの量が多いということですから、「私ってロマンチスト…」と思っている人は要注意だと思います。渋谷の駅のホームで金髪モヒカンの人を見た時何故か「この人もロマンチックの量が多い」と思いました。ロマンチックは現実との折り合いが悪いですから気を付けたいものです。

家族や家庭もまた、”セックス・ドラッグ&ロケン・ロール”というヤツから遠く離れた場所にあるものです。

高度情報化社会の中で擦り切れ、疲れ、苦痛の中で「ああ人間らしくなくなっちゃった」と悲観するのは、きっとある種の十九世紀的純情の表われでしょう。むしろ私はそこでへらへらとにこにこと笑うことを望みたいし、そうありたい。

ところで私はオリーブという雑誌が大好きなのですが、この本を見ていると物欲は愛だと思えてくるから不思議です。

結局、私もまた、傷ついたって誰か(あなた)と何かを分け合いたい。そしてこの情報と欲望の渦のただ中で、誰か(あなた)と新しい価値(=新しく激しい幸福感)を生み出したいのです。未知の空間へと踏み出す危険な冒険のパートナー同士として。


液晶のiMacとパワーブックの改良版は9月26日からのパリのマックワールドで公開だとか。いや、とっくになくなってるけどね、少ないボーナスなんか。