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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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オリーブ


ゆうり日記のさいとうさんに女の子が生まれたそうです。おめでとう。区役所に出すリミットの2週間丸々悩んで名前が決まったって報告があった。璃瑛瑠ちゃんだって。どう? 読めた? 僕は読めません。「りえる」って読むんだって。僕なんか読めないだけでなく書けないね。横にお手本があっても上手に書く自信がない。画数が多いので原稿用紙の枠からまずはみ出ます。お兄ちゃんの名前「ゆうり」と合わせると「二千年の恋」というドラマの役柄の名前になるんだって。あとターンAガンダム(←僕がさいとうさんに貸したDVD)の登場人物「キエル」も混じってるとか。みんなでせっかく名前を考えてあげたのに採用されなかった。「ぺぺ子」とか「イチロー」とかかなりかわいいと思ったんだけどなぁ。女の子なのに「イチロー」。いいじゃんね。21世紀仕様。


「オリーブ」が数ヶ月ぶりに復刊したとかで、コンビニでカナがうれしそうに抱きしめるようにしてレジに運んだのが印象的だった18日。数分後には「どこを読んだらいいかわかんないー」と床に放っておかれる始末でしたが、パラパラッと眺めたところ、うーん確かにどうにもなんないなぁこれは、と思った。休刊直前まであった「お手軽感」のようなものがなくて、オリーブらしいカラーはページデザインなんかから確かにタイトにスリムに感じられたものの、ページをめくる手のスピードが一回も落ちないまま最後のページまで行っちゃった。寄り道したかったのに「あれー?まっすぐ家に着いちゃったよー」みたいな感じ。おまけには変な柄のハンカチみたいのがついてた。他にもいろんな種類のおまけがあるんでしょ? よく知らんけど。で、なんでこんなにピンとこないんだろうってちょっと考えた。


・雑誌の構成的に厚みの割に広告が少ない。
・外人をモデルに使ったファッションフォトが多い。それがオリーブらしい無国籍な懐かしさを守るために大きく機能してはいるんだけど「今」それを見たいのかと言われるとあんまりそうじゃないって感じ。単純に季節感がなかったり。
・「今」以外意味を成さない情報、つまりニュースがない。
・雑貨やDIY風味なページを一切削った結果、ぶうこな魅力が激減。


まとめると無駄に清潔で変にストイックなんだ。雑誌って言うのは暇つぶしの為の話題の取っ掛かりがすごい多方面から切り込んであるリンク集みたいなものであるべきなんじゃないんだろうか。逆に言うと突っ込まれたりいじられてなんぼっつうかね。新しいオリーブはその点で小奇麗なだけで引っ掛かりがない。他の雑誌との差別化を真摯に考えた結果、対象にしている読者層よりも編集部が今後こうしていきたい、これならアイデンティティを保てそうっていうコンセプトの押し付けが目立つ雑誌になったなぁという印象でしょうか。苦労や努力は節々に感じる。これはこれでいいけど、次号を買うかと言われたらうーん微妙、っていう読者がほとんどだと思うんだけどどうでしょう。今日は文句ばっかでした。反省。