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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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新iBookのデザイン


スーパーカーのニューシングル「ストロボライツ」発売前日ということなので、フライング販売を期待して朝から480円分も遠回りして会社に行ったのに、売ってない。平積みもシングルコーナーもアルバムコーナーもレジもアダルトDVDコーナーも見たけどなかった。悔しいのでコミックBUNCH第2号を買った。悔しさ4倍増。でも新連載の「山下たろーくん」は地味に面白かった。ただ来週も続けて買うのはさすがに厳しいな。


おそろしくバタバタした一日を終えて、電車を降りたら雨だった。家の近所で「ストロボライツ」を無事発見。流れ作業的にスピッツとシーガルのも買っちゃう。カードにスタンプを押してもらいながら、あ、ここでレコードを買うのももう多分最後なんだな、と思った。そしたらレジの兄ちゃんが笑顔で言った。「カード期限切れなんで、新しいの作っておきますね」。見たらスタンプがいくつか余計に押してあった。なんかちょっと笑ってしまった。そう言う時、ありがとうって言いに店に戻れない自分があんまり好きになれないんだよなぁ。


あぁそうだ。新iBookの実物を初めて見たんだった。なかなかショックな発見をしてしまったので、書いておこう。マッキには絶対秘密だよ。


しょぼい!


見た目がしょぼい。使っている時の状態で店で展示してあるとそれがアップル社の製品とはとても思えないほどの主張のなさです。よく言えば無印良品っぽいかも。特に材料の質感が悪いわけじゃないのになんかしょぼく感じるのは、半透明のキーボードと金属の色が信じられないほどミスマッチだからでしょう。もし違う色のキーボードが他社製でも出たら交換することをオススメ。G4みたいに黒っぽいのが出たらいいよね。蓋と色を揃えるのもわざとらしくていいかも知れない。そういうサービス(キーボードと蓋を染色)はすぐ始まりそうな予感。あと、蓋にシボ(プラスチック表面の細かいつぶつぶザラザラ)がなくて、化粧品かってくらいにツルツルピカピカでした。んなもん、持ち歩いたら1秒で傷が付くっつうの!


重い!


僕の旧iBookは3キロもあり、持って歩くときは正直言ってしんどいです。そこから比べると新しいiBookは4分の1近く(800グラム)も軽くなったはずなのに、手に持った感じはショックなほど重いです。サイズが小さくなって色が軽そうに見える分、勝手にもっと軽いことを期待してしまうのでしょう。それを裏切る重さをずっしり感じてびびります。僕のiBookは見た目も大きくすでに重そうなので、手に持ってみると「あ、それほど重くないじゃん(重いけど)」という、不思議なパラドックスのあるデザインとなっております。ま、実際持って歩いたら新しい方が絶対軽いんだろうけどね。


熱い!


上のふたつはまいっかと我慢できてもこれがやばすぎ! 展示されていたiBookの全体を一通り撫でてみたんだけど、裏側の奥の方がすんごい熱い! どれくらい熱いかって言うと、膝の上に置いたらまず火傷するねってくらい熱い。金属の外装になったせいで、熱が伝わりやすいのでしょう。と言うことは?と思ってそばのG4パワーブックも触ってみたけど、これもやっぱり熱かったです。僕のiBookはそれほど熱くなりません。すごい熱い時に一時間以上膝の上に乗せていたら低温火傷するかもってぐらい。でも新しい奴はたぶん膝には乗せられない。薄く軽くは携帯性と膝の上でこそその威力を発揮しそうなのに、薄いとネジレに弱いとか、熱さが伝わりやすいとか、矛盾だらけだと思った。言ってみれば、オープンカーに乗りたい奴は雨の日のことなんか考えるなってことでしょうか。うーん、工業デザインって奥が深いね。