ホワイトデーですか。ですね。今年はなんか知んないけど義理チョコが多かったので奴らをやっつけるのが大変だったぜ。こういうのどうでもいいんだよオレはってスタンスをさらっと見せるのはなかなか苦労が要ります。まちがっても包装済みのクッキーとかは買わない。買いたくない。それでいながらどうでもいい感じというのをそれとなくあれって感じで。狙いすぎないように。でもなんかちょっといい感じで、なんつってねー、時間かかるの分かるでしょう？
無印良品で足ひれやシュノーケルを売っていることを今日雑誌で知った。生活雑貨と言えば言えなくもないけど、安いから買ってこうかとか、あ、欲しかったんだー、足ひれ！っていうシーンがさっぱり思い浮かばないんだけど、それはそれでいいのか？
ロンドンに旅行したことがある山口さん（デザイナー、女性）が言うことには、ロンドンは食事がサイアク！だそうですよ。イタリア人の僕には関係のないことだけども、野菜の煮たやつっていうおかずが出たとすると、ホントに水で煮ただけじゃん！ってモノが出てくるらしい。そうなのか。あいつら舌の感覚がおかしい！というのがまぁ、そのお話の小さいまとめだったんだけど、そんな食生活の中でひとつだけ大好物があったんだそうな。それは「塩ピーナッツ」！。塩ピーナッツ？ 何それ。塩味のピーナッツってこと？ 普通じゃんって言ったら「違うの違うの！」と山口さんは言うんだった。「しっとりした塩ピーナッツなのよ！」。その目の輝きようと来たら夢見る少女のようだよ。しっとりした？ 湿ってんの？ 「んーん、周りに濡れたような塩が付いているんだけど、中はカリカリなの！」。包装は？ 缶？ 「瓶詰め」。皮は？ 「付いてない」。山口さんの熱弁もさることながら、聴き手の僕らはさっぱりその姿を想像できない。「塩がしっとりって、まず塩と呼べる状態にならないし、それが周りに付いてるのにピーナッツは湿ってないってどういう状態？？」。「ロンドンのハロッズとかに行くとおみやげにくれるんだよ。もー大好物でそればっかりバクバク食べてたのー！」（←答えになってない）。僕らは仕方なくぼんやりピーナッツキャラメルみたいなモノを思い浮かべるんだけど「ピーナッツキャラメルとは全然違うよー！」とか言いやがる。そんな未知なる姿なのか？ 湿った塩ピーナッツ。「食べさせてあげたいよー、あ、未開封のやつだったらあげてもいいよ、6年前のだけどね」。‥食えるやつにしてください。
ドラゴンアッシュのニューアルバムがコンビニで売ってました。すごい時代だ。でも一緒に曲を作ったAIRのアルバム（同日発売）はなかったりすんのな。かんけいねいけど、松崎ナオのニューアルバム「虹盤」の選曲が決まったそうなので、気になってしょうがない君たちのために、君・た・ち・の・た・め・に！ ここに載せておこう。
１ パピコ
２ あしたに花
３ 月と細胞
４ ひとつの果て
５ 交差点の置き手紙
６ 花魁
７ 雨待人模様
８ くやしい海
９ 風になる
１０ 光が生まれる日まで
１１ オドレオルガ
１２ passin`away
１３ 月と細胞と
あー、いいっすねー。こうやって字面を眺めるだけでツボにくるなぁ。早く聴きたいような。今この時間をもっともっと楽しみたいような、そんな感じ。わかるかなぁ。オレ、何枚買おう？
