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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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残すところ360日


隙あらば更新をさぼろうって思っているオレです。毎日好き勝手にカウンタ回してくれてありがとう。2001年も残すところ360日を切りました。4日、5日は監督業を全うしに出社だぜーとか言っていたものの、1ミリもやることなくて、閑散とした机と机の間を泳いでばっかりいました。んだよ! 休んで睡眠&ネタ仕込みでもしておくんだった。その怒りのパワーを使ってゲームボーイドラクエ3を一気に解き終えた。何回オレに世界平和を守らせたら済むんだっつうううの。もう2度とやんねぇ。


今日は晴れていたので布団を干して、新しい掃除機を開封。そんでびっくり! 先っちょにつける細いのとかブラシのとかが入ってない! でも全然入れ忘れた素振りもないので説明書を読むとちくしょー別売りじゃないですか。勢いで黄色い掃除機なんか買っちゃった僕ちんとしては違う色の先っちょにお金を出すのはやだなぁと思った。そんで日が陰ってきたので冷めない内に布団を取り込んで、買い物にでも行くことにした。昨日買ったばっかりのCDを思い出して開封、久々にディスクマンでお出かけ。ラキノンジャペンでナカコーが21世紀に語り継ぎたい名盤として挙げていたROVOの「imago」を初めて聴く。

imago

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帯には「スピリチュアルコア」というジャンルだと書いてある。コアって子供の頃からいろんなジャンルについてきたのを聴いてきたけど、つくのとつかないのとでなんか違うんでしょうか。「○○オタク」とかと同じだと思ってていいですか? まーそんなことはどうでもいいんだけど、よかったっすよ! ROVO! 決まったリズムのないトランスっぽいアレって感じなんだけども、スーパーカーの「フューチュラマ」の目指す着地点っていうのが、これを聴いたことですごくフォーカスがあったと言うか、まるで「フューチュラマ」のイメージスケッチのようだ、と思った。シンプルな音数なんだけども、すごくドキドキする予感が詰まっている。そんでそれが飽きる前にちゃんと終わる。飾った音がない、嘘をついてない、そういう清々しさが冬の高く澄んだ空にはよく似合ったね。


ってそんな遠い目をしながら、無印良品でパジャマとパーカとタートルネックのセーターとメモ帳を買った。ついでに1万円の換気扇型CDプレーヤーの実物を目にして、その何とも微妙に煮え切らないデザイン(思想)と、1万円という絶妙な無駄遣い価格的お手頃感との天秤に心が揺れまくる。でもどうなのよ。このご時世に壁に4つもの木ねじを打ち込める家が何世帯あるってんだよ。質感や細かいデザイン処理はいくらでも許せても、そこだけはやっぱり僕としては飲めない条件のような気がした。


帰りに雑誌「広告批評」を買って、なんか大衆食堂みたいなところでハンバーグを食べた。隣におばさん達がどかどかとやってきて、大きな声で何かを話し始めた。別に聞く気もなかったんだけど、でかい声なので選択の余地なしです。その話の内容がしかも「見たのよー、ダンサーインザダーク!(映画)」とかだから、お! 当たりを引いた?って思ったよ。どうやらおばさん達によると「あの主演の女の子がいいのよー、役を演じているって言うかそのまま、もうその人の話を聞いてるみたいなの。歌もとってもうまいのね。すごい悲しいお話なんだけど、あのラストは、あのラスト以外ないなってあたし思うのよ」だそうです。けっこう普通の人の感覚としてど真ん中な意見かも、と思った。日経エンタテイメントでもダウンタウンの松本が「ダンサーインザダーク」の批評を書いていて、カメラ割りとビョークの演技がとにかく最高、脚本はイマイチ、家族で見ると飯が食えなくなるほど暗い話しなので、もう一本お正月っぽい映画を見るといいでしょうって、僕と寸分たがわず同じ感想を持っていたのでびっくりした。なのに★の数は満点だったりしてその辺はよくわかんなかったんだけれども。