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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 


やや遅いですが、めりーぐります。このタイミングがラヴフールの価値観。


更新してもしなくてもカウント70前後が続くと、ほとんど脅迫されてる気持ちになりながら記事を書き書き。

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

映画「ダンサーインザダーク」を観ました。うすうす嫌な予感はしていたんだけど、救いのないくらーい映画だった。多分この映画でクリスマスムードぶちこわしだったカップルは日本で数万人にのぼるはず! ビョークの演技はすばらしい! カメラワークもいい感じ! 賞をあげたくなる人たちの気持ちは分かります。でも2時間20分という時間と1800円のチケット代を通じて、監督が、あるいは作品が何を伝えたいのか僕にはさっぱり分からなかった。


僕が想定できる物語の主旨


a)正直者が馬鹿を見る?
b)社会的弱者にやさしくしよう?
c)不幸には底がない?


ま、いいや。映画が終わって泣きじゃくっていた女性客の3割ぐらいの人たちになんで泣いているのか、その理由を聞きたいと思った。大まじめに。とにかく観て泣いた人、連絡下さい。


多分10数年ぶりぐらいに(下手すると20年ぶりぐらいに)銭湯に連れてってもらった。サウナまでついてるステキな銭湯で、子供がきゃあきゃあ言いながら駆け回っていたり、高い天井に昇って行く白く大きな湯気を眺めたり、反響する声や洗面器の音を聞いたり、鏡の前の自分の筋肉美にうっとりしている若者を見て、それはそれで微笑ましかったりして、貴重な時間を過ごした。ポカポカの体で歩く冷たい夜道はウキウキで、大抵の雑念は疲れと共に蒸発しちゃったな、と思った。水が最高にうまかった。


さくらももこの「富士山」が最終号とかで、何となく買ってしまう。こういう女性的なものの在り方をすごく肯定しちゃう特定の種類の女の子なんかの気持ちは分からなくもないけど、僕は祖父江愼の男性的なデザインセンスがあってこそ、あの手作りのほんわか感が活きてくるわけで、その部分を差し引いた記事の内容にはちっともウキウキ出来てないことに気づき、結局僕は男性社会で肯定されている部分にしか共鳴できないことにハッとして暗い気持ちになった。なんつうか仕事のネタ本を見るような視線しか、自分の中にないのだった。うわー、さみしいなぁ。自分にガックリ。あと、関係ないけど写真に写っているさくらももこの顔が想像とは270°ぐらい違ったのもショックでした。


羽生生純(はにゅうにゅう じゅん)の漫画「恋の門」の2巻が今日出ていると聞いて、デカ目の本屋に行ったのに見あたらない。店員に聞いたら売り切れだって。そのあと3軒まわってまだ見つからず、結局家のそばの本屋でやっと発見。あまりのうれしさに慌てて本棚に手を伸ばしたもんだから手前にいたオタクっぽい学生をボカッと殴ってしまいました。殴った方もオタクっぽい社会人(5年目)なんだけども、そこは突っ込まないでおいて。