lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 


今日も天気が良かったので布団を干せた。うれしいな。スーパーカーのビデオを見てナカコーのN-3Bってどんなんだっけと確認したら、アンティークっぽい白いボアの奴だった。ラインもダボーッとしていて、ひざよりちょっと上ぐらいの長めだった。素材感も布っぽい感じで、フライトジャケットの化繊っぽい艶がない。艶々で毛皮でタイトで短めっていう僕の選んだ線とことごとく逆だ。毛糸の帽子をかぶってギターを持っているところを誰かに写真撮ってもらおうって決めた。来年のプロフィール用写真つうかね。


昨日買えなかったパジャマとスニーカーを探してうろうろした。近所から始めて下北沢まで足を伸ばしたのになんか妥協できそうなのさえ見つからない。スニーカーは複雑すぎるデザインが主流になってしまっているので、徹底してプレーンでどんくさいデザインを求める僕には受難な時代です。どうでもいいようなデザインの方が凝った方のデザインより高めな価格とかついてたりすんのね。変なの。パジャマも着たり着なかったりして適当に暮らしてんだけど、タオル地の冬っぽいのが一着欲しいなと思って無印良品をのぞいたら、サイズがSAとMAしかなかったので選ぶまでもなかった。スウェットとかじゃゴロゴロして嫌いなんだよ。一着も持ってない。そしてその結果、寒い! 最近では靴下穿いて寝てるもんな。


結局古本屋で「モンスーン」といういつの間になくなったんだっていう雑誌のバックナンバーを買っただけだった。表紙が荒木飛呂彦の書き下ろしで、スーパーカーの記事があったから。「表紙に安野モヨコとか松本大洋とかを起用してサブカルを気取るような他誌とは違うぜ!荒木飛呂彦の書き下ろしの表紙が拝めるのは少年ジャンプとモンスーンだけ!」みたいな編集者の文章が載っていて、そんなん説明や比較している時点で寒いよと思った。あと荒木飛呂彦の一人称が「わし」だと知ってびびった。


夕方からスピン寺本君に誘われた他部署の忘年会に参加。入っていきなり、おおーそれが昨日買ったっていうジャンバー? へぇー、中学の頃から憧れてたって奴?とか何人にも言われて、実物の僕よりもまずラヴフールで届きまくっているオレ情報って一体なんなんだって、しばらく頭がついて来れなかった。何でそんなこと知ってんの? 僕だけのヒミツを、って気持ちから、あ、ラヴフール見てくれたのかって分かるまで、頭の中で6億年ぐらいを旅した感じ。未だに実生活とweb上の距離感をうまく計れないでいる、そんな20世紀末ですよ。忘年会は青山のカフェを貸し切っての2時間。スピンはターンテーブルでメロウなナンバーを回しているし、プロジェクターでこじんまりとしたVJもあり、なんか同じ会社なのに僕がいた部署っていうのはもっと工事現場みたいな感じだったなー、この違いはなんだー?って思ったけど、今日は割合的にアート畑(CG、デザイン、音楽、企画)の人が多かったので、いろんな話が聞けて面白かった。僕は工業デザイン畑だったけど、インテリアデザインの連中とかと毛色が似ている感じ。臭い人とかいないです(←偏見)。みんな有名ソフトを作っているスターばっかだしな。せっかく同じビルにいるんだからもっともっと関わって行こうと思った。少しずつだけど、会社で何かを動かせるチカラっていうのがどういうものなのか分かってきたような感じの最近だしな。


帰り道は雨。布団を取り込んでから来て良かったぜー。でも大事なジャンバーが早速濡れた。ま、いっか。実際は戦争に着て行くものだしな。くたびれていきながらステキな感じになっていくんだろう。フードを被った姿を「探検隊?」とうでっちに笑われながら、渋谷までとぼとぼ歩いたさ。一応僕の中では「MyGirl」を唄ってるときのナカコーごっことして盛り上がり。(マウンテンパーカーのフードを被ったナカコーが延々雨に打たれるだけというビデオだった。カット割りなしのバストアップのみ)。そんなんばっかです。