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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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コミュニティ


「久々に見た気がします」とか後輩に言われる月曜日です。ま、そんな日もいいだろう。机の上にたまった仕事をどっと片づけただけでもう夕方。昨日までの時間の経ち方と全然違って、それはそれで新鮮だな。


スーパーカーのファンページの第一人者「PLANET」が大幅リニューアルしたと聞いて、ふらっと立ち寄ってみると、あーら何と素晴らしいことにメンバー公認ページに大変身、あこがれのナカコー直筆メッセージまでもらっていて、あぁ、こんな夢の続きばかりで毎日が過ぎていくような渦中の中心に僕もいたいもんだと、ジェラシーによる眩しさに目を細めた次第でございますよ。そのうち、メンバーを交えたチャットなんかもあるらしいですよ。こういうシームレス感はホントどんどん推奨したい感じ。だって21世紀に生きるわけですから、僕ら。それはそうと有名レコード各店の「Futurama」購入特典はすごすぎるね。トートバックや、ミラー、マグカップ、ステッカーだけじゃなく、500枚限定アナログを抽選でプレゼントってなんだよそれ、ずるいよ。一体あと何枚買わせりゃ気が済むんだよー。欲じいー!!


ガックリしたことと言えば、スーパーカーと同じぐらい大好きなニンテンドウ64の拡張パーツであり、会員制である「ロクヨンDD」が、一年目の会費の回収もままならないまま、その窓口であるランドネットDDという会社を畳んでしまうという話し。手元に届いた封書によれば「ゼルダの伝説」のアレンジ版を含む発売予定だったソフト9本も完全凍結し、ネットサービスも来年2月末に完全停止。ユーザーとクリエイターの楽しみを、ネット上で「場」や「環境」として育てていこうとした崇高な試みは、たった1万5千人の支持者しか集められずに(ロクヨン自体は国内400万台程度の普及です)、歴史の潮流の中に飲まれてしまうのだった。これによって僕が表現の場で生きていく上での大きな枝の一つが枯れ落ちたような気になった。それは作り手と受け手の境目がツールの進化によってどんどんシームレスになったり、お互いを相容れるようになったりする時代が来るっていうそういうイメージが、マーケットという視点からは淡い幻想でしかないことに強く気づかされた瞬間だったんです、僕的に。想像では20万人ぐらい常に沸々としている専門校生みたいなセミプロが、クリエイト欲の、イージー(簡単で安価)な捌け口の場を今か今かと伺ってるはず!って思っていたんだけど、そんなに熱気がある奴はとっくに自分だけの力で手に職を持っているか、それ以前の奴はめんどくさがって、結局何にもしてないのだった。だからそこに熱意を払う暇があったら、今は自分が作れる小さな渦にでも、水面下のクリエイター卵の手を引き上げて巻き込んだり、踏み台にしてもらったり、お互いに切磋琢磨したりしたいなって思った。結局はツールじゃなくて人の縁がそこにあれば「場」(コミュニティ)は自然に出来るわけで、そこに電気や電話線や記録用メディアは必ずしもなくたっていいんだよね。そう思ったんだ。