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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

楽譜に反映されないもの


風は自分で起こすんだってことを覚えた! 鼻息荒め。


キーボード使えない人は4分の1以下に 例えば、何か商品を考えたりする場合、ターゲット層っていうのを想定して、その人口から売り上げを推測したりするんだけど、いわゆる「フツーの人」っていう対象が、数年前からは想像できないぐらい変わってんのね。パソコンを触ったことない人なんてもうほとんどいないし、日常、パソコンの前に立たない大学生なんてもうゼロに近いのね。就職活動のエントリーはインターネット環境なしでは考えられないってホントなの? 就職活動するからパソコン買って!とか、キャバクラでバイトしたりするんでしょうか。単に学校のを使うのかな。たった5年前、僕の通う多摩美の八王子校舎には授業に使うためのパソコンは一台だってなかったよ。時代は変わるなぁ、そりゃ、iMacもたった2年で10万円割るわけだよって思った。


ロクヨンのゲームソフト「風来のシレン2」をやっている。もうダメ、生活そのものが崩れていくぐらいのはまりっぷり。買ってからもう1週間、本体に電源入れっぱなしなんだけども(オートセーブなんで特に意味ないです)、シレンをプレイする喜びっていうのは、ゲームや仕組みそのものに感じる喜びというよりはなんかもっとアナログな感じで、例えばトランプでピラミッドをそーっと作っていくとするじゃん。で、その事自体はそんなに楽しいことでも魅力的なことでもないし、完成したから別にどうってものでもないんだけど、ちょっと気を抜いた瞬間に、そこに費やした膨大な時間や、保ち続けていた集中力が、初めて目に見える形で派手に現れる(壊れる)のが、逆・カタルシスっつうかね。うわー! なんだよー!って思いながら、また一枚目から並べ始めちゃうのはどういう感覚なのかね。砂で城を造るみたいな感じ。しかしロクヨンなのに十字キーを使わせて、振動パック未対応っていうのはあまりにあんまりだろう。ここだけクリアしてたら満点って感じだったのに! 惜しい! でもはまりすぎ!


TOKIOが出ているコンパックのパソコンのCM、ちょっと好きだなぁ。あの電卓叩いている方な。あんま意味はわかんないんだけども。




今日のワンポイント密教(8)

密教のお経は漢文ですが、サンスクリット語も使います。文章化された経典とは違い、もともと言葉ではなく、それを発音することに意味があったからです。インドでは自然の音をそのまま呪文として使うこともあったといいますし、言葉に精霊が宿ると考える日本の「言霊信仰」はそれによく似ています。

テキストというのは楽譜のようなもので、気持ちや何かの方法を効率よく記録して、他の人がなるべく劣化を少なく再現できるようにする圧縮方法の一つだと思います。とした場合、長い時間の中で、たまたま一番メジャーになっちゃったテキスト圧縮の中で、解凍しきれずにこぼれた情報っていうのも少なからずあっただろうって思うのね。ライブ演奏の音楽にドキドキする感じは必ずしも楽譜に反映されないって考えると、なんか想像力の翼がバタバタとはためきませんか?