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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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瀉血とか、第一期総決算、リミックスベスト盤の巻

takanabe2000-10-25



よしかさん、ハッピーバースデイ・トゥ・ユー。

GOGOモンスター

GOGOモンスター

松本大洋の新作「GOGOモンスター」を読んだ。朝会社に行く前に本屋に寄ってむさぼるように読んだ。んー、ストーリーはよくわかんなかったかも。450ページを越える大長編書き下ろしでありながら、もう表紙からとっくにストーリーが始まっていて、ページもマイナスページからどどどっと攻めていくのだった。そのつんのめり具合がかっこいい。奥付けを見ると当たりませのように「装丁:祖父江慎」って書いてあった。装丁がとにかくかっこいい。ページの側面はどピンク色で塗ってあって、絵も描いてある。ページを綴じる糸には4色もの色を使い分けたりなんかしてね、手が細かい。久々に所有欲をくすぐる固まりとしての本だ。ストーリーはいつものように幼い男の子二人が出てきて、「普通の人には見えないもの」を感じる体質を持っているお陰で社会から拒絶されていて、その視点が丹念に丹念に映像化されていくといったようなかなり抽象度も高いものになっています。スナップ写真を再現したようなちょっとした構図の傾きや、突然マクロ視点になる風景描写が秀逸。最後の100ページぐらいはもう、ムービーのようにその少年が見た、感じた「リアル」っていうのを、無理矢理同視点で体験させられちゃう。今まで松本大洋が描きたくて仕方なかった、でも週刊連載ではどうしても無理だったっていう表現を、納得がいくまで構成に時間を掛けて(2年間)一回全部吐き出せたんだなぁと思いました。そういう意味からすると瀉血とか、第一期総決算、リミックスベスト盤のような意味合いが強い作品なのかも知れません。まー、初めて松本大洋に触れる人には微妙な部分も多いけど、ヒト作品でも読んだ人だったら、その映像体験は掛け替えのないものになるかも。2500円。あと挟まっていたチラシには来月からなんと新連載(読み切りじゃないよ)も始まるってよ! すごいなー、どうしたんだろう。新しい松本大洋にもズバリ期待大ですね。


会社でとっているマック雑誌といえば「月刊日経Mac」なんだけれども、今日聞いたところによれば、なんと年内で休刊だとか。まーねー、今時パソコンの新情報なんてwebがあれば事足りちゃうし、いろんなサポートも充実しているしで、紙でなきゃいけない理由は確かに減っているのかもしんないね。


 業績もイマイチ不信とかいわれているアップルだけど、いいニュースだってないこともない。宇宙ステーションに最初に置かれるサーバーはマックG4 Cubeになるかもってなんて話もある。マックってどうしてこういうニュースに良く似合うのかね。なんとなく学研の科学とかに出てくる「未来の日本」とかのイメージがあるからなのかな。ガラスチューブの道路とかロボットのトモダチみたいな仲間にアップルの製品がある感じ。いや、ぜったいぶうこだろ、その思想。



昨日のコナミの件にさっそく新情報。「ときめきメモリアル3」に投資しませんかって話しです。

10 口以上購入され償還まで保有された投資家全員(希望者のみ)にゲームのエンディングロールにお名前が記載され、さらに20 口以上にてコナミ株式会社からゲーム販売時以降に「ときめきメモリアル3 」限定版を送付いたします。

だそうですよ。ゲームに興味のない資本家の関心をどれだけ引ける材料なんだろうか、ゲームって。お金の流れとしてパトロン→アーティスト→売り上げに応じた配当っていう構図を今の世に復活させた、任天堂リクルートの「マリーガルプロジェクト」の方が仕組みを聞いていて、同じ投資でも耳触りがいい感じ。クオリティコントロールならベテランの私たちにお任せ、だから安心してみなさん投資してみてよって言い切ったところにあのシステムのかっこよさがあった気がした。コナミのも中身はそう変わらないと思うんだけど、印象が博打っぽく映るのはどうしてかなぁ。


ミスタードリラーの「ススムくん」と「ちていじん」の超でかいぬいぐるみをもらった。スケール感がつかみにくいと思うんだけど小さい方の人形が、大体3歳児ぐらいの大きさです。大きい方はコニシキ程度かな? 電車で持って帰るのも恥ずかしいかもと気が付いた。お陰でただでさえ散らかっている会社の机がさらに狭くなった。ぬいぐるみとかプラモデルとか置いてある机、オレ嫌いなんだけどなぁ。でもパーテーションはそこいら中で拾ってきたチラシとか落書きでいっぱいです。