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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

溝は埋まらないの巻


カルピス オ・レを飲んですこぶる機嫌がよい。


まだ発売されていないエヴァンゲリオンのアニメ用の原画集をこっそり見させてもらった。原画と言うのは動画になる前の基準になる大事な絵と言えばいいのかな? ここだけは外せないよってところが偉い人の手でがっちり描き込んである、表で言うと原点のようなものです。これがやばい。鉛筆と色鉛筆で緻密に指定されたそのエネルギッシュな絵に、もうただただ呆然ですよ。こんな絵描けないー!とかじゃなく、なんなんだ!これ!って感じ。古代文明の遺跡から宇宙船を発見しちゃうようなそういう類のどうしようもなさ。あのエネルギーってどこから出てくるんだろう。火山の噴煙を見上げても結構いい勝負かもっていう熱量。とめどなさ。でも間に入ったチラシの「DVD BOX全3巻発売 幻のTV放映版を初収録!」には、そろそろもう勘弁してやれよ、と思った。しかもDVD-ROM仕様で、何年か前に発売されたゲーム「鋼鉄のガールフレンド」もまるまる入っていたりして、大容量って残り物でできる幕の内弁当みたいで案外ステキ?と思ったり。ついでにそばにあった隔月刊誌「アイデア」にもやる気を出させてもらった。うおー! 僕もがんばるー。


こういうのに参加したの初めてじゃん? しかも自信アリアリー!っていう「マリオテニス64トーナメント」の中間発表があり、どうする?どうする?一位だったらおごってくれる?って鼻の下をながーく伸ばして見に行ったら1位どころか20位にもかすっていなくて、さらにその20位にも100点近くスコアを離されていることにめまいがした。上には上がいるっつうより、なんなんだそのスコア! 単純計算して合わないよ! 3分間こんぴゅうたぁとラリーをして、コート上に浮かんだ金色の輪っかを多くくぐらせてそのポイントを競うという競技なんだけど、僕の計算した理論値によると上限は500ヒト桁台で、僕のベストスコアは477だったんですが、20位の時点で537点、1位にいたっては622点とか言ってんの。なにそれ。ボール2個使ってない? 時のオカリナで時間の進み方変えてない? 全然納得行かないよー。つうか学生はゲームばっかしてないで勉強しなさい、勉強! ちゃんと勉強しないとオレみたいにゲーム会社に入っちゃうよ!(おーこわ!)


はーい、みんなー、ちょっとしゃべるの止めてセンセの方向けー。田口ランディーのコラムはー皆さん読んでますかー。なんか今回の「インターネットライター」の話とかね、まず読んでもらってからお話ししたいんだけど、こんなに当たり前のことをこんな有名な人がまだまだ伝えていかなくちゃいけないって段階なのかーって僕悲しくなったですよ。僕はモノを作ることを生業とする意志を持った人たちの中でずっと育ってきたので、「将来何したらいいかわかんない」「いいなー、夢がある人は」「手に職(技術)がある人はうらやましい」とか「私も何か始めなきゃ(義務?)」って言う人が、人類の大半であることに気づいたのはつい最近の出来事なのだった。おいおい、そんなに呆然と生きてて楽しいのか?  昨日よりかっこいい自分になりたくないかって問い掛けたって無駄だってことも最近気づいた。だって意志がなくても進むのは、低いところに流れ落ちる水だけだもん。鉛筆と紙さえあれば、無限に文章や絵が生まれてくる、できればそれだけやって生きていたいとかっていうのは、ものすごく特殊な「サイノウ」だと思われているんだもん。もうその時点でお話終了と言うか、次元が違いすぎてどうしようもない。じゃあ、どうすんの? 「与える→与えられる」という構図は永遠に変わらないの?と聞かれれば、その差違を乗り越えるための手段は年々無限に近いほど増えてるし、このインターネットという環境だって、電話代さえ払えれば、誰からのストレスもなく自分の言いたいことが言えちゃう場所であったりするんだけど、発表する手段が増えれば増えるほど「与える→与えられる」っていう間の溝の深さはなんつうか乗算的に深まってるんだなぁって実感してばかりの毎日だよ。例えネット上で音楽や映像を買うのがフツーの時代になっても、その環境で初めて芽が出る人たちは何人かいるだろうけど、それをありがたく受け止めてプロとアマチュアの境目がボーダレスになっていくなんていう幻想はもう捨てた。その代わり僕はもっともがいてあがいて生きていこうと思った。お客さんに文句を言われたって、昨日より少しでもましなアウトプットをし続けてやるって思いましたよ。ゴミが増えたっていいと断言。それでいつか誰かのココロを一人でも動かして、そのボーダーを飛び越えさせるきっかけになることの手助けになれることがあれば、それがボーダレスへ向かう一番の近道であり、発信する側の持つゆいいつ有効な手段なんだと思ったのです。ラヴフールを無理無理に毎日更新しているのもそんないきさつがあったりするのだった。知ってた? 知んねえよな。とにかくかっこ良くなるよ、僕は。


今日のメールマガジン。こういう切り口は新鮮だと思った。

仕事を成功させる一言
オフィス恋愛はやめろ。うまくいってるときは気が散るし、うまくいかなければ苦痛だ。

あと毎日飲んでる飲茶楼のおまけのモーニング娘。キーホルダーが秋のバージョンに変わっていた。特に熱意もないけど、だらだらと集める。まずは「芸術の秋」からね。そして明日はお待ちかね(オレが)スーパーカーのニューシングルについて延々語るよ! 実は今まさにエンドレスループ中なのだった。頭おかしくなりそうな感動と興奮、そして光!