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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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焼き肉のたれは嫌よ、の巻


おはスタにミッチー(及川光博)が出ていた。苦労の多そうな人だと思った。


チョコエッグがもうすごいブームになっちゃってちょっと寂しい。売れないと思っていたからこそ地味に応援したかったのにさー。もう手にするのさえはばかられると言うか、単にあまのじゃくなんですが、おととい久々に(実に1年近くぶり)に買ってみたら、たくさん売れたせいかチョコレートの部分が美味しくなっていてびっくり。売れると駄目になるものって多いけど、工業製品はメリット尽くしなんだなぁと再認識した次第でございます。しっかし、あの塗装、一体いくらでやってんのかね。きっと10円ももらってないよね。日本で全部やったら500円ぐらいにしないと、元取れなさそうだ。


ニンテンドウ64ソフト「パーフェクトダーク」のCMが始まった。これ、ゲームに詳しい人でもあんまり知らないかもしれないんだけど、ロクヨンのディープなファンなら待ち焦がれて何年目?という、隠れた名作(やったことないのに!)ですよ。話すと長いんですが、任天堂と兄弟のように仲の良いレア社というエゲレスの会社がありましてですね。任天堂よりもむしろ任天堂らしいかもっていう凄いクオリティを誇る集団がいるんですわ。一番有名なのは「スーパードンキーコングシリーズ」(スーパーファミコンから、ゲームボーイロクヨンまで)でしょうか。他にも「エキサイトバイク64」「ディディーコングレーシング」「スターウォーズ 帝国の影」「ブラストドーザー」、マリオ64を超えたと宮本茂を言わしめた「バンジョーとカズーイの大冒険」とどれも平均点を確実に上回る(でも売り上げはイマイチ)な力作ぞろい。その中でも決定版とも言えるのが「007 ゴールデンアイ」という作品。これ、みなさんご存知のエゲレスの超人的スパイ「007」のゲームなんですけど、この異常な面白さと言ったら、なんつうの? 現実世界がテレビの向こうにもあるっつうの? そういう興奮。うじゃうじゃいる敵兵の中から、先に紛れ込んだ仲間のスパイを探し出す緊張感。銃声を聞きつけて集まってくる敵兵の足音。靄のかかった森の中でずーっと遠くで見張りをしている敵兵をサイレンサー付きの銃でぷしゅって殺す時の手に握る汗。思い出すだけでも夢よりよっぽどリアルな体験としてそれは脳裏に焼き付けられているのだった。でも、たったロクヨンが4本とかしかソフトを発売していなかった時に、映画公開後一年とかよゆーで過ぎているタイミングで、しかも今時007ってどういうこと?? ってことで例のごとく全然売れなかったのだった。僕も任天堂ブランドじゃなかったら絶対買わなかったし、クソゲー覚悟だったしね。だけどメロメロ。言っておくと、僕は人殺しをするような殺伐としたゲームはあんまり好きじゃないのだ。金払って嫌な気分になりたくないっつうかね。でもこれは違った。だってもうスパイなんだもん。必要最小限のコロシだって世界の平和を守るためには必要だろう?ってそういう気持ちに浸れる作品。で、話が戻るんだけど、「パーフェクトダーク」というのはその「007」の基礎プログラムを応用してできた、待望の新作ゲームなのですよ。もう3年か4年まえからタイトルは聞かされていたのに、2000年の年末になってやっとの登場。今年の夏の終わりにはタイトルが一時的に「赤と黒」なんていう焼き肉のたれ以外のなんでもねーのに変えられて、いくら任天堂の姿勢に盲目な僕らもそれだけは勘弁だろう(でも、任天堂はその方がわかりやすいからいいでしょう?というアナウンスでした)って思っていたら、元に戻りました。以前にも「ジェットフォースジェミニ」という原題のレア社のソフトに「スターツインズ」というステキな邦題をつけてくれた実績があるので、ひやひやしましたよ、ってずいぶん話が反れましたが、ロクヨンを持っている人は間違いなく買った方がいいソフトだよということだけが言いたかった訳ですわ。メモリー拡張パック専用なので、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」に対しての「ムジュラの仮面」ぐらいのパワーアップは素直に期待して良さそうですよ。


ナムコの新作ロールプレイングゲームの「神来(カムライ)」を少しだけやった。絵が大変きれいで感激したけど、始めて15分間ムービーなどで一切操作できない(話が長い)のと、21世紀を目前に控えて「装備を整えておいで」っていう最初のお使いはどうかと思った。ちなみに装備完了の条件がわからず最初の村でおろおろしている間に昼休み終了(=冒険断念)。どういう勇者だ、オレは。音楽が環境っぽい音ふんだんで、村の中では滝の音だけとか、表現が一歩引いてて大人っぽいとこは気に入ったよ。


小山田圭吾嶺川貴子の入籍+妊娠ニュースは単純に誰かの幸せとしておめでたいとしても、BBSをのぞいてみるに、トラットリアの取り巻きってなんであぁなんだろうって思った。ひとくくりにしちゃうのも乱暴かもしんないけど、例えて言うと、昔、岡村靖幸の歌にあった「僕たちは子供を育てられるような立派なオトナになれるのかな」って奴の、心配されている側的な、なんとなくかわいそうなコドモ達のイメージ。つうかよく考えると僕もコドモ育てたことないけどさ。あー、また暴言吐いちったよ。


今日のメールマガジン。ぐうの音も出なかったので転載。しかしぐうの音って何よ。

世界の一言名言集 10/10 No.037
芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことが分かってないとダメなんじゃないかな。by本田宗一郎