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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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来年の目標(前期)の巻

takanabe2000-09-26

タモリのいない昼休みなんて!


マイクロソフトのゲーム機「Xbox」の正式ロゴは2001年という感じで好きー! 裂け目から何かすごいモノが生まれそうな感じとか、それが赤やオレンジや黄色じゃなくて、黄緑色ってとことかね。今までかなりうさんくさい感じだったのに、想像してたよりいい期待をさせちゃうね。


もう残暑も終わったって言うのに、ゲーム「ぼくのなつやすみ」を遅ればせながらプレイ。絵画的表現と写実表現の中間というCG向きな画風、演出がすごーく凝っているなぁと思った。操作系がバイオハザード風の右回転、左回転、前進ってやつだったのはちょっとくじけた。2日分やって、いまいち目的がわからない気がしてイライラしかけたけど、このゲーム自体、ゲームに疲れた人や、いわゆるゲームの閉じた世界が気持ち悪い人、ゲームの免疫がない人がターゲットなのかも知れない。そうじゃなけりゃあエンドムービーを丸々流すCMなんてしないはずだもん。ただ、自由に遊んでという割に触れるモノが少なすぎる。もっと岩の裏を返して虫を探すとか、川の石で水切りするとか、川にざぶざぶ入っていく、上れない崖に登る、缶蹴りしながら家に帰るとか、世界に積極的に関わっていく部分が足りない気がする。もったいないな。良くも悪くもソニーって感じ。


ワンダフルを見ていたら都内を走る広告バスのことを説明していて、1200㎜幅の出力機で出した全面シール(塩ビ?)貼りだと知ってすげーと思った。専門の業者が車体の凸凹をカッターで上手に切れ込みを入れて合わせていく。しかも石原都知事の提案だったのね、広告バス自体。必要以上に色っぽいのとか、信号機並みに赤いのとか、読みたくなってしまうようなテキスト主体のものは交通事故を招くからダメっていう規定もなかなかいい。街を考えるってそう言うことだよなぁって思うのね。秩序ってデザインだ。なんかシムシティみたい。


電車で隣の席のサラリーマンがゲームボーイで「ミスタードリラー」をやっていた。最初に見たときは275メートルだったのに1分後には57メートルだった(ゲームオーバーになってやり直している)。なんかゲームウォッチの頃の古き良き時代を思い出して微笑ましかった。こんな風に僕の作ったゲームをやってる人に偶然会うっていうのを、来年の前半の目標にしておこう。ちなみに明日はプレゼンです。こわいよー。


あとおまけで、先日記事にした「ギャラリーフェイク村上隆関連について、裏日本工業新聞の記事を引用しておくよ。

たしかに村上隆さんはオタク的な文化をリスペクトしているけれど、そのリスペクトは決して上っ面を取り繕って金儲けのためにオタクなマーケットから金鉱を探し出そうってな感じの高みに立ってのものじゃなく、中原浩大さんが作ったフィギュアの塗りも出来もまるでアート界の至宝をパクって来たよーにしか見えないと訝った村上さんが、より本質に近づことしてオタクな人材をかき集めて上澄みを掬うんじゃなく深層水を汲み取るくらいの根性を持って挑んでいることだと理解しているけれど、どうなの細野不二彦さん描くところの「ギャラリーフェイク」では。とはいえ村上さんがやっていることをオタクな立場から見れば、9月18日発売の「ビッグコミックスピリッツ」でのアートとガレージキットをめぐるエピソードは、村上さんのはリスペクトなんかじゃなくってアートの簒奪なんだ、って風に思われるのが普通で、本人が意図している部分とは違った方向に話がネジ曲がって行きそーでそれはそれでちょっと面白い。果たして村上さんは落とした財布から札ビラをまき散らすのか、乞うご期待。