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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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ポケモン


面の皮が際限なくぼろぼろに剥げていくので、もう仕方なく皮膚科へ。なんで顔が剥げるんですかねーって聞いたら、いやぁ嘘ばっかりついてるからじゃないですか?って笑われながら、アトピー用の石鹸と化粧水の試供品をおまけしてくれた。嘘の話しは嘘だけど。結局、去年もらったのとおんなじチューブをもらって、会社へ。


ポケモンを生み出した会社として有名な「ゲームフリーク」の成り立ちを描いた本が出ていたので買った。業界では異例中の異例とも言える6年間という時間を費やして生み出されたポケモンというゲームソフトが、いかにして「必然性」の中で生まれるに至ったかがドラマチックに描かれる。田尻聡が小学生の頃に書いた発表用の社会科のプリントが、既にその頃から「見る人を楽しませよう」って工夫に満ちていたり、会社経営者とクリエイターの責任を両立させる気力や、子供の頃から経験してきた様々なことをゲームの仕組みとして組み込むときの数々の優先順位の付け方がかっこいい。広告の世界の大御所、大貫卓也としまえん、ラフォーレペプシマンなど)の姿勢に似ているモノを感じた。彼の場合「A」と「B」というアイディアがあったときにそのどちらかを経験則かなんかで切り捨てるんじゃなく、その先に枝分かれする全ての可能性を完成までちゃんと追い込んでから、今回はコレって最終的な決断を下す。そんなのふつうの時間の使い方をしていたらぜっったいに不可能なこと。相当の気力と体力と判断力、そしてセンスがいることですよ。こういう人たちの存在を知るたびに、なんか根本的なところで自分と違いすぎないか、とちょっと弱気になったりする。でもやっぱり勇気づけられてすぐに持ち直すんだけど。


今日「DIME」を読んでいたら、富士フイルムが「写るんです」や35ミリフィルム、APSなんかのフィルムを現像と同時に、CD-ROMへたった700円で焼いてくれる(ビューワー付き)っていうサービスがあることを知った。最初「お! これでネガも手元に残しながら、デジタルデータも手に入って結構ステキかも!」って思ったんだけど、デジカメの利点と言えば、1にも2にも「現像所の検閲抜きで好きなモノを撮れる」ってことだと思っているので、結局、印画紙に焼いたモノを家のスキャナーで読み込むのと大差ないかもと、すぐに意気消沈。そのことを後輩と話していたら「やっぱ、エッチなやつとか撮りたいですからねー」って言われて無闇に照れたりなんかして。うー、ダメだこりゃ。