lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

スーパーナード


たかなべです。また空けてしまいました。もし楽しみにしている人がいたらごめんね。暑くてちょっと溶けてただけです。日曜日に新しい出会いがあったよ。僕はこのホームページを97年10月に始めたんですが、その初期の頃に知り合った「スーパーナード」のごうさんに苦節3年、初顔合わせ。


よく考えたら、ネット上の男の人と会うのって初めてな僕だった。オオタ君とも会ったけど、あん時はみんなでって感じだったしなって考え始めたら、無闇に緊張してきた。だって素性知らないんだもん。記事の内容とか表紙のデザインしか知らないんだもん。半ズボンで剛毛なマッチョとか来たらどうするよ。半ケツズボンのでピタピタシャツのゲイだったらどうするよ。えりなちゃんと変なテンションでモアーズの前のマドロス野郎の前で気を付け。電話が鳴ったので辺りを見回すとそれらしい人が近づいてくる!! 逃げろ!


っつうか、普通のお兄さんでした。完璧なまでに想像通り過ぎ。ベージュのTシャツにジーンズ、スニーカー。爽やかさん。げ、手に持ってるのはバング&オルフセンの袋じゃん。何? お洒落さん? お金持ち? それよりまずtake2の東八郎の息子の方に似てるかも。で、一緒にお酒を飲んだ。はい乾杯!


あのデザインセンス、絶対カタギじゃねーと踏んでいたとおり、ごうさんはデザイン事務所に勤める広告屋だった。年はいっこ上。「えー、たかなべさんの方が老けてなーい?(語尾上げ)」とえりなちゃん。「そうかぁ? 普通にいっこ上って感じじゃん」と僕とごうさん。「っていうか、たかなべさんがおじいさんみたい」。聞いてねいよ、そんな感想。


でもうれしかったのは「たかなべくん写真で見るよりかっこいいね」と言われたこと。うわー、生まれて初めてかも、男の人に言われたの。写真と違うじゃんっていっつも変な顔されてるので、うれしかったさ。つうか写真ってもう1年ぐらい前のだ。男は年をとるごとに深みを増していくんだなぁ‥(遠い目)


1年近く更新していないので「ページはもうやんないんですか」と聞いてみた。「うーん、飽きるよね、やっぱ」。僕とえりなちゃん深くうなずく。「なんでみんな日記とか書けんのかね」。なんでだろう。「ああいうのって通過儀礼なのかも」。そうかも。


村の話しをした。「たかなべくんのページって何村繋がり?」村? 何村って?「あるじゃない趣味とかさ、どの線で繋がってるの?」うーん。よく考えると僕のページはどこにも繋がっていなかった。親分がいない。僕が中心、地軸だったのかと改めて気づかされる。確かに何年か前ってホームページもそんなに数がなかったから、気になった人のリンクページを見れば、ははーん、あそこら辺繋がりなのねって、本来距離感がないはずのweb上に、地域性(すなわち村)のようなものが垣間見れたりしたんだけど、今はどうなんだろう。やっぱり辿っていくといくつかの親分に行き着くんだろうか。


あと、ごうさんはweb上で知り合った長距離恋愛な恋人がいるらしいのだった。「やーい、ネット恋愛ー」とはやし立てたけど「いや、きっかけがそうだっただけだから」って普通に照れるごうさん。こっちが照れるって。確かに2000年も後半に差し掛かった7月としては出会いの手段としては全然特別じゃなくテレクラやナンパ並みに普通なのかもしんない。そういう出会い方の方が返ってココロの距離が近かったりもすんだよね(体は大抵遠いけど)。実際僕のページからリンクを貼っている人もこないだその出会い方で結婚したよと言われる。「彼女、めっちゃかわいかったぜー」多分、僕らが最初にそういうことを当たり前にしていく世代なんだろうなぁ。すげえなぁ。モデムから延びてんのは赤い糸なのかもなぁ。


全然別ルートで僕の知り合いのページにもちょくちょくのぞきに行っているというので、今度はそのメンバーとでも遊びましょうと言って別れた。えりなちゃんは不満そうだったけど、しがないサラリーマンは月曜日のことでとっくに頭がいっぱいなのだった。かなり悲しい。でもまた遊びましょう、必ず。