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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

お達し

takanabe2006-09-13



強いとは言えないけど、機械に弱いほうではないと思うんだよね。なのに、今の部署に来てから、機械の調子がとにかく悪い。まず最初のパソコンが起動しなくて3日間ぐらい原因を探ったけどわかんなくて交換。交換したパソコンもまた動かなくて、2枚のメモリを差替えたら動いた。動いたけど、起動するたびにウィンドウズの「個人設定の読み込み」で止まって毎回そこでリセットしないと正常に起動しない。そのあと新品のでかい液晶モニターを買ってもらって、1ヶ月使って、今日会社に来たら突然何も映らない。呆然。半日触ってどうにもならなくてサポートに電話して、交換に2日掛かるとか言われる。小さいノートパソコンがあるからまぁ仕事は出来るけど、とにかくぐったり疲れる。家のメールも調子悪くて、4日間メールを取得できてない。ま、どうせ、迷惑メールが何百通たまってるだけなので問題ないんだろうけど、こんなときに限って1通でも大事なメールがあるんじゃないかと不安になる。これはアレだ、きっと仕事よりも今大事なことがあるって言うそういう神様からのお達し!

映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」


声優が総入れ替えだったり、テンポ感がかなり今時だったり、定番アニメとしては不安になる要素が大きいのかもしれないけど、そんな不安を吹き飛ばすぐらい、活き活きとあたらしい命が吹き込まれていてよかった。


昔、水口哲也が「ハイビジョンの時代になってもドラえもんのおもしろさが変わるわけではない」と解像度と感動の関係性について語っていて、当時僕は「そりゃそうだ」と思っていたけど、でも実際、新世代のドラえもんを見てその感想は少し変わった。いや、解像度とは直接関係ないかもしれないけど、CGの連動による立体的な演出や、キャラクター以外の背景やサブキャラクターなどのリアル系な造形、細かい質感の書き込みっていうのは、たぶん昔のテレビや低解像度前提の世界ではやっぱありえないんじゃないかなと思って、それが例えば映画のポケモンよりもしっかりしっくりと来ているこの新作ドラえもんは、なんかやっぱ新しい手触りと感覚をもたらしている気がする。(とは言いつつ、見たのは自宅のブラウン管なので、ハイビジョンでもなんでもないんですけど)。


あと、キャラクターの位置関係もけっこう変わってる。昔のドラえもんは、のび太はとにかくダメな奴&泣き虫で、それをお母さんみたいに万能で愛にあふれたドラえもんが何とかして、何とかしてもらっているうちにやっぱ自分でがんばらなきゃって自立するっていう構図。静香ちゃんは同情的、スネオはシニカルで、ジャイアンは暴力的。でも新しいドラえもんは、のび太は仲間外れで虚言症気味、ジャイアンは暴力的ではなくパワフルなイメージで、静香ちゃんはのび太への想いが一切ない、すごい遠い存在の女の子。ドラえもんはお母さんの視点と言うより、のび太と一緒になってあたふたする兄弟ぐらいの位置まで降りてきていて、四次元ポケットを持ちながら、その大半が故障中だったり、なくしてしまったりと、全然効率よく問題を解決してくれない。どこまでも「ツール」と「そのナビゲーター」と言った感じだ。だから仲間の団結がとにかく早い。団結しないと前に進まないんだもん。怠け者で中流な小学生が「のび太にはドラえもんがいて楽でいいなぁ」ってあこがれる存在になってないところに大きな違いがある。


定番をアップデートするのって、すごい批判が付きまとうかなりリスキーな作業だと思う。でも新ドラえもんは、おおらかな意味でのドラえもんらしさを壊さずに、それでいて作り手の考える新しさや提案がたくさん感じられて、それがオトナの都合のようにいやらしく感じられないのがとてもよかった。家族で見ることももちろんお勧めできるし、オトナの鑑賞にも堪えうるいい作品に仕上がってると思います。75点。

もぎチン(2)


DS「もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド」。うーん、タワーの高さが1000メートルを超えるほど(たぶんゲーム中盤)進んではみたんだけど、なんかやっぱ、煮え切らない感じ。


チンクルは「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」でデビューしたキャラクターだ。僕は当時すごい衝撃を受けた。古谷実の漫画に出てくるダメ人間のような、現実に隣り合わせた危険な存在が、王道ファンタジー世界の中に異物としている感じがもう気持ち悪いし、怖いし、それでいてどうしようもなく印象的なキャラクターだった。でもこのDSのチンクルはなんか、気持ち悪いおっさんの振りをしたただのキャラクターって気がする。「けけけ」って顔で笑ったりするけど、なんかその裏にある危なげな思想とかどす黒いものを感じない。風船で新しいマップに飛んでいく姿も、普通にファンタジーとして受け止められる範疇って気がする。ムジュラのときの風船で浮かんでる姿はものすごいやばい感じだった。リンクが弓で射落とすと、落下の衝撃で足をびぃぃいいいいいぃん!ってさせて、さっきまで空中で書いてた自作のマップを売ろうとする。しかも聞いてないのに「35歳になっても妖精さんが来ない」とか言い出して、自作の魔法(もちろん効き目なし)を唱えたかと思うと(何も起きないので自分で紙ふぶきを撒いてる)また自力で風船を膨らませて空に浮かんでいく。緑色の全身タイツから加齢臭が匂い立ちそうな、顔の脂がてかっていそうな、そういうやばさがない。


ざっくり言えば、DSの場合「どうしようもないダメ人間、だけどどこか憎めない存在」ってのを目指したんだと思う。そこに異論はない。でもやってるイベントは、普通のRPGの主人公(例えばリンク)が親切や手間隙掛けてやってることとあまり変わりがないので、チンクルらしさが際立たないんだよなぁ。見た目がきもいだけの普通のおじさんが親切にしまくるゲームになってる。


うまく言えないんだけど全体の8割は、嫌な奴、ダメな奴、きもい奴演出で、最後の2割ぐらいで「あれ? 案外いい奴なんじゃないの?」ぐらいの感じが僕にはちょうどいいんだけど、そうすると普通の商品としては成り立ちづらいのかなぁ、やっぱ。全国のチンクルファンがどう感じてるのか知りたいわー。

キューエンタテインメント、PC向けオンラインゲーム事業に参入 「メテオスオンライン」、「AngelLoveOnline」の2タイトルを発表

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060913/qent.htm
http://www.dengekionline.com/data/news/2006/9/13/f2690791dcb1fe69bf61876d95c5ce29.html
http://www.meteosonline.jp/

アップル、「iPod」「iPod nano」「iPod Shuffle」新モデル

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/13/13280.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060913/apple2.htm
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060913/118610/
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/13/news051.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060913/apple3.htm

米Apple、UIを大幅改良したiTunes 7を公開−“DVD品質”映画配信。テトリスなどゲームも

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060913/apple4.htm
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/13/13275.html
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060913/118611/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/13/news013.html