暑さに耐えかねて、ついに禁断の半ズボン出社。2ヶ月ぶりぐらいにボスを迎えてのミーティング。暑さだけじゃない消耗がなんか会議室を覆っていて、そのムードを巻き返せない自分にさらにぐったり。ボスが仮軸を握って見せて、なんとなくゲーム像は見えてきたけど、要素をそぎ落として整理しなおすとそれは相当にフツーすぎるゲームな気もしていて、でもまぁそれがサイテーの再スタートラインなのだと実感した。下手なりにでも歩き出してからフォルムを磨いていくしかないんだろう。
メトロイドゼロ(13)、かまいたち2(1)、パチンコ9(1)
GBA「メトロイドゼロミッション」。鳥の骨みたいなボスと戦う。もうちょっとで勝てそうなんだけど死んでばっか。
PS2「かまいたちの夜2」。980円で買った。初回プレイで「わらべ唄篇」をクリアしてしまう。トリックは単純だったけど、怖くて面白かった。動画の使い方が不気味ですごい効果的だと思う。テキストはエロゲーみたいな自動送りの機能が欲しい気がする。
PS2「パチンコパラダイス9」。パチンコのゲームって毎回30万本ぐらい売れているので、何がおもしろいんだろう?と思って、実際プレイしたことがある台「新海物語」が入っているこれを買ってみた。やってみると意外に面白い。どう面白いかというと、「やんなくてもやってる気になるゲーム」っていうある種ゲームの悲願を達成しているジャンルという気がしたんだね。コントローラで玉をはじく強さを決めたら、もうやることないんだけど、玉の軌跡を眺めたり、液晶画面にアニメーションを追いかけたり、あくびしたりしていると、大体30分から1時間に1回の割合で大当たりがやってくる。そのボーっとしている加減が、何も考えたくないときにちょうどいいなぁと思った。
Dr.森川の人間風車 #789 ワン・アイデア
http://www.muumuu.com/members/morikawa/
たいがいのワン・アイデアというお菓子は、
小さいからこそ「おいしい」ということが多いので、
それを巨大化させたところで、
ちっとも「おいしく」ならない。
巨大化させる手段すら見つからないこともある。
そうして行き詰まり、頓挫するのだ。これが今のゲーム業界の最も「痛い」ところの一つだ。
3800円という大きな菓子箱は必要なの?
絶対その大きさの菓子箱じゃないとダメなの?
ってところに発想がいかないのだ。
クリエイターは、ワン・アイデアという小さいお菓子を発明し、
おそらく、
一般ユーザーも小さなお菓子(箱)も望んでいるはずだ。
そりゃあ、たまにはどかっと食べたいときもあるだろうけど、
たまには、
キャラメルのような小さなお菓子だって食べたいはずだ。
じゃあ、誰が困るか。
流通と販売だ。
中学生のためのゲームクリエーター講座
http://www.1101.com/head/index.html
ゲーム作りを志すひとに知っておいていただきたい
まず最初のことは、「ゲームというのは、目的を共有した人同士が
かけひきをすることではじまるもの」
ということです。
ジブリの仕事のやりかた。宮崎駿・高畑勲・大塚康生の好奇心。
http://www.1101.com/ghibli/2004-07-15.html
真似できるところもなければ、真似したいとも思わないね。