カナ様が絶賛プレイ中でとても立ち入る隙がないんだけれども、最初の方だけでもやってみっかと思いプレイ。時のオカリナが好きな僕には３Dマップで触れるものが、樽や壷や本棚とかだけってのは最初すごく寂しかったけど、これはアクションゲームじゃないからそれでいいのかもしんない。というよりこのゲームは「新しくできること」じゃなくて「できなくしたこと」の代わりに、今まで黙殺されていたあらゆるストレスを廃することに割いた力量がものすごい。
ロード時間の短さや、細かいデータの読み替えはカセットロムよりも早いんじゃないかと思うくらい。戦闘もプレーヤーが映るようになったから、モーションを見せる分、時間が倍かかるのかと思ったらすごくテンポいいしね。カメラも全然補完しないっていう割り切り＋それでも大丈夫なマップ作りで3D酔いを軽減したり。広いところに出た場合は目的地が目の前に見えていて、しかも道も引いてある。寄り道したい人は道を外れて歩き回ればいいけど、迷っても行き先と帰り道は道まで戻れば大丈夫とか。雑誌には載らないタイプの努力だよね。ステキ。
あと今回やってみて気づいたんだけど、ドラクエって、宿屋、武器屋、教会のチュートリアルもなく話が進む珍しいゲームなんだけど、それはもうみんな知ってて当然だから言わないのか、自分で調べて知るというゲームデザインなのかどっちなんだろう。
