lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

絶対的なもの


犬占いは「ポメラニアン」のたかなべです。今週はナタリーが家に遊びに来るそうだ。うわーい。夜はどのゲームでわいわい遊ぼうかって計画を立てていたら、よく考えたら平日なので仕事があることを忘れていた僕でした。何だよー。  ‥え?有給?


来月新譜が出るとか出ないとか言ってる小沢健二ですが、昨日、夕飯を作ってもらいながら台所で今までのシングル曲をかけてみた。たぶん4年ぶりぐらい? なんか想像していた以上にすごい感覚が襲ってきた。オンタイムで聴いていたときは「なんでこの人はこんなに元気に人生を肯定するかねぇ」って笑いながら聴いていたんだけど、それが3年という時間のフィルターを経た2001年の僕が聴くと、そのときには見えなかった本当のパワーに圧倒された。例えば、何かを作るとき、発表するときっていうのは、現状に対しての何かしらのアンチテーゼを含んでいるべき(現状の上塗りならもうゴミは増やさないで!)と僕なんかは勝手に思っていて、オザケンの場合は当時その圧倒的な「肯定感」が、否定的で先行き不透明な社会ムードに対するアンチなのかなって思っていたんだけど、全然違ってました。アンチって何かに対して相対的なものじゃないですか。悪を定義したときに初めて正義を語れるっつうかね。同じテーマでもその瞬間だけに活きるビューポイント(視点)を提示するセンスっつうかね。コーネリアスなんかはそこがすごく長けているのかな。そういうマーケティング的なもんとばかり思っていたんですよ。でも違ってた。何かに対する相対的なビューポイントじゃなく、彼は絶対的なものを正確に、かたくなに表現していたんだってことがすんごく伝わった。手塚治虫のマンガのように、時代の匂いをきっかけとしてかすかに利用しつつ、普遍的なものを完璧なサイズで刻み込んでいたんだ。それだけでも求道者的なイバラの道が広がっているのに、驚くべきことに「LIFE」というアルバムに至ってはそのほとんどの曲をシングルカットして、かつ、チャートの上位に送り込んでいたんだって事実に改めてショックを受けた。一言で言うと今聴いた方がいい曲。2050年に聴いてもたぶん結構いい感じって気がする。節操なく感じていたパクリフレーズばっかりのアレンジも、それに対して著作物としてお金を彼だけに払いたいかっていうのは置いておくにしても、その原曲が色褪せていくよりもずっとオザケンの曲にちりばめられた方がなんだか可愛く感じちゃったりするんだった。そんなパワーを数年前のシングルからぎゅんぎゅん感じながら、僕は絶対的なものに対して時間や労力を割いたことがあっただろうかって思った。昨日と今日でほんの少しモノヅクリのココロが変わった気がした。


例によって自分の便利の為に勝手リンクを貼っただけのサイト「えんにゅ〜す」さんに、逆にラヴフールを紹介して頂いた。その紹介文がすごい。

ラヴフール


出ました。久々の超スタイリッシュ系ニュース日記サイト。この凄まじくカッコイイロゴは本格的にパクリたいと思ったが、あまりにも個性的なのでやむなく断念。えんにゅ〜すは、リンク集ではなく、ぱこちんっと時事ネタ(10/18)に掲載された。一体どう言う思惑があったのだろう。サックリしすぎて驚きと言うよりかは恐怖を感じたのだが、ネタの見境と、リンク集の顔ぶれを見ると、大御所ニュースサイトの類と認識してくれたようです。感謝。

ええと、元デザイナーとか言いながらアレですけど、ラヴフールのロゴはその辺に落ちていたフリーフォントで構成されています。人工衛星の絵もフォント。凄まじくかっこいいって言ってくれたのになんか拍子抜けでごめんなさいね。えんにゅ〜すさんは単に面白いニュースページとしてリンクを貼りました。リンクにはコメントを付ける時と付けない時があるんだけど、説明や特定の条件付けが要らないほど面白さに保証がある時は何も付けない場合が多いです。えんにゅ〜すさんもそんな風に前向きに受け取ってもらえるとステキかも。大御所かどうかは関係なく、面白いかどうかだけなんで、リンクはざっくりしすぎてるかもしれないし、脈絡もないですね。主に自分用です。最後になりましたがリンクありがとうございました。これからもよろしくです。