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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

研ぎ方


梅雨だから雨ばかりです。日本に住んでいる以上それはそういうもんだからそれはそれでいいんだけど、日課にしている「どうぶつの森」でも5日連続雨だったりするとなかなかブルーです。ねぇ、ブルーですってもう死語かしら。限りなく透明に近いブルー。どうでもいいや。


雨のせいではないけど更新がおっくうです。書く事はフツーに生きてればいくらだってあるし、書く事に困ったこともないけれども、書かなきゃいけないこと、書きたくて仕方がないことなんつうのはなかなかない。更新してから日が空くと、そろそろ更新しなきゃだめですか?って知らない誰かに聞きたくなる感じ。だから今日もダラーっと行こう。面倒くさい風味で。


トイレで本を読む。トイレ向きだなと言う本を買っておいておくわけ。吉田戦車の4コマとか、別に好きでもない作家のエッセイとか、対談集もいいな。引っ越した次の日あたりに買った本がまさに打ってつけで最高に気に入っている。村上春樹の「そうだ、村上さんに聞こう」という、サイト読者との軽い人生相談のようなQ&Aをまとめてムックにしたものなんだけど、生活には全然必要のない感じ(なくても困らない)、性別を選ばない感じ、コミュニケーションを軸にしている感じ、どこから読み始めてもいい感じとか、どんな気分の時でも読める感じとか、時々気の利いたやりとりにはっとさせられる感じが、僕の目指す表現物やエンターテインメントに重なる気がしてハートウォーミング。想定には異常なこだわりを見せるはずの村上春樹の著作物なのにハードカバーじゃなくて、なんかへぼい赤い表紙のムックってところもトイレっぽくてグーです。半分ぐらい読みす進んだんだけど読み終わるのがもったいないな。


あぁ、そうだ。みんなに聞きたいことがあったのだった。ご飯の研ぎ方なんですよ。どうやら2つの流派に大きく分かれるらしいというのが、2001年6月上旬に発見されましたよ。


・炊飯器の釜で研ぐ。
・米研ぎ用のボールを用意している。


僕は炊飯器の釜で研ぐことしか知らなかったので、その釜が剥げていこうがどうなろうが、それはそういう使われ方をするもんだとばかり思ってたんですよ。例えば木のテーブルに傷や汚れがついていくことを疎ましく思ったりはしないようにね。でもボール派の人たちに言わせると「そんなことしたら釜が痛むじゃん!」ってびっくりされる。んー、そうか。そう言われると確かにそんな気もしなくもない。でもじゃあ日本の米が古来ずっとステンレスのボールで研がれて来たかって言うとなんとなく疑わしいなぁ、レストランでバイトしていた時も剥げた釜で研いでたしなぁ、とか、炊飯器のメーカーはそうやって使っても剥げにくいように設計しているはずだし、仮に釜のコーティングが剥げたとしても、数年は掛かる話しでしょう? たった1万5千円程度で1年にほとんど365日使う機械なんだから、剥げて性能が落ちて、もしそれがいやなのだとしたら3年おきとかに炊飯器を買いかえればいいじゃん、とか思ってしまう。ま、どっちを選んでも出来上がるご飯の味が大きく変わるわけではないので、米を炊く人が好きに決めればいいとは思うんだけど、研ぎ方自体にも結構差があるみたい。僕は米の量の3倍ぐらいの水で釜の縁を利用しながら30回ぐらい手のひらの腹の部分で押すようにして研いで、その水を全部捨て、もう二度同じ動作をした後、今度はその白い水を半分だけ捨てて、釜の目盛りに合うようにコップで水を足して終わり、という感じなんだけれども、白い水は全部捨てるとか、透明に近くなるまで研ぐって人も少なくないみたい。炊き上がりはこっちの方が白くてきれいではあるんだけどもね。そっかー、そうですかー、まるで拳法の流派のようにいろいろあるんだなぁ、当たり前とか常識とか知らないと恥をかくってすごい顔で言われて親から伝えられたことも全然方言っつうか、たくさんある意見のひとつでしかないんじゃん、と思ってちょっとショックだったのでした。君んちはどうですか。報告ヨロシク。