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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

ぬるま湯


毎日、会社を辞めるかどうかで、会社中が持ちきりなので、気が散って仕事に身が入らないと言うより、今やっているこの仕事は4月以降もちゃんと続いているんだろうか、ちゃんと意味のあることに今という貴重な時間を割いてるんだろうか、と不安で胸がいっぱい。僕の胸をいっぱいにするのは淡い恋心だけで充分です。勘弁すれ。


そんな華々しい話題もアレな感じに、いろいろ考えるわけだな、俺なりに。天使と悪魔みたいのが頭の後ろでなんやかやとうるさい。会社好きー?とか、お金好きー?とか、仕事好きー?とか、ループして、そんで、意外と「不安」はかなーり大きくありながらも「不満」の方はほとんどないことに気が付くのだった。だって去年の4月に異動してからというもの、何から何まで自分の好きなことを仕事にしているもんね。与えられた仕事ややんなきゃなんない仕事を片づけるだけじゃなく、こうしたいって意志を仕事にしてる。こうあるべき、これが必要っていうのが自分で決められる。多分下手すると、同じ会社の誰よりも「企画者」らしいかもしれない立場にいるのだった。給料の額はともかく、仕事との関わり方としてはかなり理想的です。未来のことばっか考えて、好きな絵の具の好きな色を塗る。塗りまくり。


でもそれが愛社精神か?と問われるとまたココロが揺らぐ。だって、好きなことやってそれで毎日何となく暮らせるだけのお金をもらえたら、会社がどこにあろうが、何を売る会社であろうが、関係ないじゃん。ある意味、相反するはずのサラリーマンと作家(アーティスト)の両立が出来てる。やりたいことをほったらかしでやらしてくれるっていうぬるま湯環境が甘美な魅力。重ね重ね給料の額はともかく。


家庭用ゲームの規模より遥かに小さいお陰で、ほとんどワンマンショーなスタンスだから、実は人と人との横の繋がりもない。今の仕事も他の人がいなくたって、実は会社という場所じゃなくたって全然構わない。喫茶店でもiBookとエッジ(モデム代わりの携帯電話)を持ち込めばいくらでも仕事が出来る。多摩川の土手や葛西臨海公園のマグロのところでも出来る。必要なときにエンジニアさえ確保できる立場なら、どこでもいい。むしろそうしたい。俺ワンマン会社+実現屋さんというバンド編成。うわ、サイコー。なんかひげとか生やした方がいい気がしてきた! 薄い色のついたメガネに変えた方がいい? お、サマーセーターも必要か? パステル調の! 日本語をしゃべれない美人秘書もか! はい、空元気です。寝よ。