くたくた。面接の部屋から人が出てくるたびに「どうだった？ 何話した？」って、まるで注射の順番を待っている子供のようだよ。
今朝、二羽のウグイスが僕の背を追い抜いて飛んでいくのが見えた。僕んちのそばには季節を問わず、何故かウグイスをよく見かける。ホントはそれがウグイスかどうかなんてよくわかんないんだけど、ウグイス色をした体の鳥なので、そう思っている。ウグイスじゃない鳥がウグイス色だったら、なんかそれはそれでいいな。
こないだ、仕立屋工房の話しをしながら創作物の「お洒落ゾーン」の話しに膨らみましたが、今日読んだファミ通.comのメールマガジンの記事に突然こんな一文を見つけて、あ、言いたかったことが一行にまとめられてら、と思ったので抜粋。
理解力＋暴走可能な想像力＝納得力
そうなのだ。分かってもらえる分ずつしか、進歩できないのだ。分かってもらえるギリギリを拡張していくのが進歩なんだ。曖昧でいい感じな「無意味」が、いろんなマーケティングの中で「意味」に取り込まれる瞬間に、あ、死んだ‥ と思うことは若い頃よくあったけど、そうじゃないんだなと思った。「革命」って言うのは無数に溢れる分かってもらいたい気持ちを、抑圧されている状態からそっと解放することなのだ。何かを著しく変える事じゃないんだ。正しいことを「正しいから」と言う理由で振りかざしても、それがうまくいかなかったり、正しいだけで魅力を感じられなかったりすんのは、そういうせいなのね、と思った。
