lovefool

たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

ジャスミン


例えば、家や会社の決まった机の前に座って毎日なりそれに近い感じでラヴフールを見ていることが別に特別じゃない時間の一部になってしまった人がいるとしましょう。現時点で86人/日。仮に「読者」と呼ばせてもらうとして、読者は何を求めて日常巡るいくつかのサイトの内の一つにラヴフールを加えたんだろうなぁって時々ぼんやり思う。まー、あれだね。同級生とかはここにくればニアリーリアルタイムな僕がいるってとこで、安心したり、また馬鹿言ってらぁって笑ったり出来るのはわかんだけども、トモダチが少ない僕には会ったことない人とか、web上でも挨拶さえ交わしたことない人って方がその86人の割合の中には多分半分くらいいそうで、そういう人たちは毎日凝りもせずに何を見に来てるんだろう。さっぱり分かりません。


ラヴフールも今年で4年目かな? もう「相互リンクお願いします!」とか「是非僕のサイトにも遊びに来てください!」なんて熱意はサラサラないし、第一他人のサイトなんか全然見ないしなぁ。見ても書き込みはまずしません。めんどくせえじゃん。興味もないし。(ネコはお気に入りです)


じゃあラヴフールは僕にとってどういう場所かというと、ひとりごとでも日記でもなく、対外化した昨日という感じでしょうか。週5回会社に行ってブラウザを開いたときに、僕が僕を最初の他人として読みたいものを実は書いてる。更新に掛ける時間はどんなに長くても大抵30分程。そして疲れている時と、書きたいことがない時を重点的に更新しています。


一緒に暮らさなくなってからもう5年経った僕のパパのことばの中で一番ココロに残っていること。


プロって言うのは時たまホームランを打つ人じゃない。常にヒットを打ち続ける人、どんなときもだ。


僕はどんなカタチであれ、自分の中のネタを出力し続けて一生ご飯を食べていくことだけは変えない覚悟でいるので「疲れているから」「今日はネタがないから」という理由で更新しないのは、モノヅクリ屋として志が低い!と自分で自分を言い聞かせてるのです。そして体調がダメな時、ココロが空っぽな時に出てきたサイテーのテキストっつうのを、出力屋さんとして責任の持てるレベルに常に保っておきたいという、ちょっとした修行の場とも実は思っている。やっつけでしか片づけられない仕事が10個ある時でも、その全部をちゃんと前向きなベクトルに乗せて、ポンと尻を叩いて羽ばたかせたいじゃないですか。ここは空っぽでクタクタな頭から漏れた深夜のうだうだした言葉を、翌朝のぜんぜん感情移入できないクールな頭で客観視したときのズレを、限りなくゼロに近づけていくための公開実験場なのだった。


だから、ラヴフールの話題を現実世界で会っている人、例えば会社の先輩の話題として切り出されると、その隙間が気持ちの中で埋まらなくてびっくりする。86/日という電子カウンター上の出来事じゃなく、ここで話題として切り出された感情が純粋に86個どこかに存在することに違和感を感じる。例え、日常のなりゆき巡回サイトの内の一つだとして、指先とモニタ上でだけ起こっている遠い世界の話しなんだと言われても。


ところで今日は最高にクタクタでからっぽ。子供の頃には変な匂いのお茶だとしか思わなかったジャスミンティーが疲れたときにはなんかうれしいやさしい匂いなんだと気づいた。添加物系の色や匂いが苦手な僕は入浴剤とかも否定形。でも試すと案外いいのかも知れないと今思った。今日言いたかったことは実はこの3行だけです。