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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

像を結ぶ


気がつけばチョコエッグの日本の動物シリーズも第3弾になってたりして、シリーズ合わせて96種類?? マボロシツチノコ全然でねーよーとか言いながら、代わりに出てきた琉球リクガメのすばらしい出来に耽溺。中国とかのおばさんをどう使ったって、赤字だろうって言う手間暇掛けた塗装がすごい。これホンモノのカメよかカメっぽいっす。


巷では林檎一色なレコード屋さんで、スーパーカーの新曲が3軒周って全部売り切れ。発売日なのにどういうことだろう。ナカコウってば、デビュー3年目にして、デビュー後初めてのソングライティングをしているそうで(今までのアルバム4枚分の曲は全部高校時代のストックだってさ)、今回のシングルからついに「現在」以降のスーパーカーが走り始めるのだと考えると、すんげえドキドキします。まるで人類が初めて月に行くのを地上で見守るような心境。同じ時代に生きててよかったなぁ。できれば年下でありたかったけど。


恋というのは積み重なった偶然と勘違いが起こすステキな魔法のことなので、それが毎日を楽しくするってことや、何をするにもチカラの源になるってことには大賛成でも、恋に恋するようなのは信じていない。というより幻想をいかに剥がしたり、壊されたりしていくかっていう過程の方がはるかに面白い。とっかかりはどこからでもいいって言うのは割と誰でも言うことだけれども、なんというか、好きな人を仮に料理に例えるとソースや盛りつけなんかのパーツを通り越して、原材料の育った土地みたいな部分まで視野が入っていくと、もはや違いこそ愛というか、それらが運命の積み重ねによって料理の素材となり、今、自分の目の前で像を結んでいることがもう例えようもなく愛おしい。自分と似ている人はいても、同じ人は一人として存在しないように、あるいは誰かの伝記を詳細に書くとその人の人生分時間が掛かっちゃうみたいに「違い」が次々に暴かれていくことが、僕には一番スリリングかなぁ。要するに僕には幻滅ってコトバがないみたい。誰かに怒ったりすることもない。なんで、この人ってこんなに自分と考え方が違うんだろう、何でそんな風に思われたんだろうってことが、他人と時間を共有する上では一番意味を成すし価値があるように思います。それが友人であれ、コイビトであれ。