そっと扉を開いた。懐かしい魔法がわっと詰まっていた。ひとつずつ取り出したそれを眺めるだけでやさしい気持ちになれたんだ。 そっと触れてみた。境目が溶けてなくなるくらいに温かかった。時間のない部屋の中で未来でも過去でもないそれを力いっぱい抱きし…
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