今日でラヴフールは10周年です。10年続いたこともびっくりだけど、同時に自分が10歳年を取ったこともけっこうショックです。いや歳をとることは怖くないんだけど、相応な成長してないことが怖い。もうすぐ35歳になるけど、相変わらず社長出勤だし、Ｔシャツにジーンズで寝癖頭だし、ゲームが大好きで毎日ファミコン屋に顔を出すし、一日中音楽をスピーカーで鳴らしながら（下手すると歌いながら）仕事してるし、エンゲル係数超高いし、後輩には「やる気がまったく感じられないところが逆にかっこいい！」とか言われるけど。でも生きてます。寝起きの匂いが時々父親そっくりになってきたのもなかなかショックな事実です。
ラヴフールを取り巻く環境としては、妄想カフェ（ラヴフールで出会った仲間達のこと）のみんなが、出会った当時は学生だったはずなのに、徐々に社会に出て、転職したり、結婚したり、子供ができたりして、時間が経ってんだなーと実感。10年前からはホント想像がつかなかった。
「ラブフール」ってGoogleで検索すると最近は「ラブフール、takanabe」って検索のフォローが付いたりして、あぁ、検索エンジン的にそこはセットで認識されてんのね。でも「ブ」じゃなくて「ヴ」なんだけども！ って思う10周年です。あと今日の時点で被アンテナ登録者数は344。
20周年の頃にはきっとwebも今とは全然違う感じになってそう。見え方も関わりあい方も。ケータイの通信速度がもっと上がったら、iPhoneとかiPod TouchみたいなPDA的な何かでwebを見る人が、PCで見る人と同じぐらいの割合になってるかも。いや多分なってるし10年も掛からないよな。いろんな個人設定をwebにおいて、どこからアクセスしても自分ちと同じ環境やら、iTunesのライブラリを見たり、好みの記事を「勝手に」クリッピングしてくれるサービスとか出てくる。その頃にはラヴフールのニュースクリップ的な部分もだいぶどうでもよくなってるかもしれない。閲覧しに来る場所じゃなくて、ユーザーが各々自動化ツールでテキトーに吸い出す素材みたいになってるかも。
ラヴフールは僕の関心やマイペース部分が一番如実に現れる場所なので、時代時代で形や規模や方式を変えつつも、きっとずっと続くんじゃないかと思います。興味を持ってくれる人とはいろんな形で関わったり、仲良くできれば、そこでまたなんか新しいことが生まれるんじゃないかな。もちろんただ見てるだけでもオッケー。では、これからもよろしくです。
