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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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時のオカリナ(2)

デクの木ダンジョンをクリアすると、デクの木様は死んでしまう。原因はガノンドロフに掛けられた呪い。呪いを掛けられてまで守りたかったのは聖なる石。世界には3つの聖石があり、そのうちのひとつを授かる。


ハイラル平原を抜けて、ゼルダ姫に会いに行く。大きなフクロウがいいタイミングで「次にやるべきこと」「ゲームの細かいルール」を教えてくれる。だからますますナビィに求められるアドバイスの敷居が高くなってる気がする。「町にいるときには時は止まっている」とかフクロウがゲームの都合を言うけど、なぜか「そういうもんなのね」って受け入れられる自分が不思議。


城下町はプリレンダ背景に、たくさんの人を表示している。まともな大人が一人もいなくてみんな一癖ある。ってかむしろキチガイばっか。こじきまでいる。こじきがいるゲームってほかにあるのかな。


牧場の娘が「お父さんが城に行ったまま帰ってこない」と言ってるんだけど、プレゼントとして「鶏の卵」を渡されるのが謎過ぎるし、アイテムとしてはむちゃくちゃゼルダっぽい。アイテムとして装備しておくと卵を温めているという設定で、城のそばで寝ているお父さんに出会うと卵から鶏に孵化する。ヒヨコを飛び超えていきなり鶏! すげー。衛兵の目を盗んで城にもぐりこむ。咲いてる花に蝶が飛んでるんだけど、夜には蝶は飛ばないはずだけど、お構いなしで飛んでる。城にもぐりこむと衛兵たちが見回りをしていて、見つからないようにしないといけない。そのかくれんぼ具合が、リンクの子供感をすごく出していてかわいい。ゼルダ姫に出会うと、夢のお告げという説明+目の前にガノンドロフがいる、という状況の中で、このゲームの大きな目的と、倒すべき相手が明示される。ここまでが2時間ぐらいかな。コキリの森を出て世界の広さを知ってからは30分ぐらいなので、非常にテンポがいい。花から人物へのズームを多用したデモのカメラワークがあざといんだけど、退屈な長台詞を緩和させてくれてる。ゼルダ姫に手紙をもらって、乳母のインパにメロディを教わりカカリコ村へ。


カカリコ村は本当に「村」というのが相応しい規模で感激する。村人も人間くさい人ばっかり。高低差がある地面は見晴台を含めて表情があっていい。


デスマウンテンに向かう山道は門が閉じていて衛兵にゼルダ姫の手紙を見せると開けてくれる。で、向こうに道が広がるんだけど、「子供にねだられてるお面がほしい」「山を登るにはハイラルの盾があったほうがいい」と言われて、城下町に戻ることになる。この、進んでもいいけど、戻ったほうがいいっていう選択肢が好き。


山道にはゴロン族。プロポーションがめちゃくちゃかわいい。楽器っぽい泣き声もかわいい。せっかくゴロン族の町に着いたのに、あのカーペットの前でオカリナを吹くってヒントがなさ過ぎない? かと言って以降のゼルダの「ここで吹け!」みたいなマークは好きじゃないんだけど、なんかきっかけがほしいと思った。ドアのそばのゴロンに「王国からの使者を待ってるゴロン、何か証明になるものないかゴロン」とか言わせるとかさ。(それでもゼルダ姫の手紙にミスリードしちゃうか‥)


脈絡なくナビィが「ハイラルを救うなんてサリナが聞いたらどう思うかしら」とか訳わかんないことを言い続けるので、仕方なくコキリの森に戻る。そしたらサリナはいなくて「いつものところで待ってるって言ってたよ」とか言われる。いつものとこがどこかなんて知らないので、迷いの森に入って、その奥の森の聖域へ。狼型の中ボスっぽい敵がかっこいい。倒すと理由はわかんないけど門が開く。簡単な迷路にデクナッツがいて、なぜかこいつらは剣で切れる。今まで話せたのになぞ。ハイラルの盾なのでナッツを打ち返せない。息絶え絶えになって進むと奥にサリナがいる。「ハイラルを救う」なんて話は一切せずに(なんなんだ!)、サリナは「ここが二人にとって大事な場所になる気がする」とか不思議なことを言い、メロディを授けてくれる。このメロディを奏でたらいつでもサリナと話せるらしい。ますますナビィの存在(主にナビ部分)が危うい感じ。