2006-05-31 異世界色 diary 日本に住んでて良かったなぁって思う日が年に数回あって、それは例えば昨日のような初夏の、シャツ一枚がちょうどよい夜だったりするわけだ。風もなく、木々がそっと夜の息吹をして、オレンジ色と薄緑色の街灯が、アパートやブロック塀を異世界色で染め上げてるような。もし四季がない世界で生まれたら、1年は今感じてるものとはまったく違うんだろうな。そして四季がある世界をあとから知ったときにものすごいジェラシーを感じると思う。そう考えるとうっとおしい梅雨の間も案外愛おしいかも。