夏だし、だるいし、早めに帰って家でちょっと横になった。テレビを見ても言葉がわかんないから日本から持てるだけ持ってきたDVDの中からベルトルッチ監督の「魅せられて」を見たら、もう死ぬほど気持ちわりい映画で、余計具合が悪くなった。
要約：
夏休み、自殺した母の田舎に帰ってきたリヴタイラー（処女）が、自分の父親が誰かを探す傍ら、おっさんや若い男たちの色目にもまれて、やさしく無難な男と夏を終える。
問題はリヴタイラーに僕が興味や共感を持てなかったってとこかな。片乳とか出されても別になーって感じだったし。父親をどうしても知りたい気持ちも分からないし、処女だからなんだって感じだったし。でもよーく思い返してみると夏休みの変なそわそわ感ってその程度のものだったのかも。物語としてはくだらなくても、夏休みってそうだったかもね。なんで気持ち悪いかと言うと、自分探しの年齢ってなんかホントめんどくさく思える年に僕自身がなってしまったっていう違和感。若さめんどくせー、みたいな。（そういう意味でものすごい中途半端な年齢、32って）。というかこの映画は誰が見ると一番いいんだろう。わからん。30点。
