「茶の味」はなんか雰囲気とかムードだけで押し切られた気もするけど楽しかった。学生服の青年がすごいいい顔をしていた。アニメパートはいらない。新作もほとんど続編かよって感じらしいので、監督は味をしめたのかもしれない。75点。
「下妻物語」は期待してたのに、ものすごくつまらなかった。映像の作りこみはすごい感じたけど、内容が薄っぺら過ぎた。土屋アンナははまり役だったな。50点。
「2046」もひどかった。緑色がすごく上品に扱われているほかは、イメージフィルムをモノローグでつないだだけという印象だった。つなぎに困ると何度でもスローモーションと音楽に頼るのが悲しい。木村拓哉の扱われ方もなんだか宙ぶらりん。おかしいなぁ、「恋する惑星」とか「ブエノスアイレス」とか好きだったんだけどな。20点。
「海猿」は、日本版トップガンという感じだけど、日本的なアレンジがちゃんとされていて、シンプルでベタなドラマをちゃんと作るっていうその姿勢がいいかも。女性が見たらすごい伊藤英明のことが好きになりそう。シナリオの組み立て方の勉強になった。70点。