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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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死ぬときにね

takanabe2004-11-28



金曜の終電はいつも満員でつぶれそうになる。ぐったりしながら帰宅。カナ様が作ってくれた餃子を食べながら、DVD「ビッグフィッシュ」を見る。2回目だけどやっぱすげーおもしれー。カナ様は疲れて30分で寝てしまったので、また今度見ようと途中で停止ボタンを押したら、テレビでなんか気になる映画をやっていた。「アバンチュール・イン・リオ」という映画。ヌーディストビーチに倦怠期の夫婦が出かけたら、夫(48才)の方が、自分の親友の娘(十代)に積極的に迫られてついやっちゃって、そんでそれをどうやって隠しておこうとおろおろするというコメディ。でも親友も最後自分の妻と浮気してたことが分かったりして、みんなどこかで似たり寄ったりな過ちを犯すことが分かる。ストーリーはくだらないんだけど、いろんな人のいろんな気持ちが交錯する感じがすごく丁寧で。最後、全員がよりを戻して、娘が夫に別れを告げるとき「私のこと、忘れる?」って寂しそうに言うんだけど、それの答えが「死ぬときにね」っていうところで涙が出た。みんないろんなものを抱えて前に進むんだなーってことを再認識。リセットできるものなんて人生には一つもない。だけど反省すること、糧にすることは山ほどある。そん時、一緒にいてくれる仲間は掛け替えがない、そういうお話だと思う。


土曜日は昼過ぎに起きて、カナ様が4年越しで楽しみにしていたドラクエ8を取りに行く。途中auショップtalbyのモックを見る。薄くてかっこいい。でもオレンジや黄緑がなんか想像していたイメージと違う。おかしいなー。新規加入は17000円だったので、ま、様子見で、と思い、ドラクエを先に確保。店頭のモニターには買おうかどうか迷っている人たちが食い入るように見ていて、ゲーム屋さんに活気が戻るのは本当にうれしいなと思った。年末年始も盛り上がって欲しい。


DSの試遊台があって、メイドインワリオが遊べた。10歳ぐらいの太った子供が夢中になってやっていたのを「やらして」と交代してもらう。僕のプレイも気になるらしく、子供はものすごい角度で画面を覗き込んでいたけど、日頃給料の大半を任天堂に収めている僕がそんなことに動じるはずもなく、冷静にすべてのゲームをクリア。さっさと終わると思って待っていた子供の足元がおしっこを我慢してるみたいにどんどんそわそわしてくるのが面白かった。ゲーム内容はいつものメイドインワリオだね。


その試遊台の奥の壁に「PSP 12月12日発売」という細長いポスターが貼ってあって、目の前にDSのホンモノがあるのに、通り過ぎていく若夫婦とかはPSPの発売日を声に出して確認したりしていた。ポスターに負けちゃう実機ってちょっとさみしいな。業界人的には6:4ぐらいでDS優勢?というムードだと思ってたけど、一般消費者的には7:3ぐらいでPSPの方に関心があるのかもしんない。ただ年末年始の出荷台数があまりに違いすぎる(DS 300万台、PSP 20万台以下)ので売り切れたほうが売れたとも言い切れない感じだけどね。タッチパネルの新しい手触りがどうとか言われても、べつにどうでもよくて、画面がきれいでかっこいいデザインのハードの方がなんか楽しそうじゃんっていうのは、今時なのかもね。さみしいけど。


そんで昼飯でも食べようと喫茶店にむかったら、向かいの携帯電話屋でtalbyがなぜか1万円。番号が選べないなどサービス面に難があったけど、7000円の差はでかいので2秒で購入決定。結局本体の色は黒にした。ちなみに毎日持ち歩くものは携帯とGBASPで、今は赤×黒のツートンカラーでそろえていたりする。今回talbyはシルバー×黒のツートンだけど、12/3以降GBAはDSに置き換わるわけで、その本体がシルバー×黒のツートンであるのは、もちろん計算です、てへへ。その繊細な気遣いを仕事で活かせって感じだよね。すんません。休日出勤してトイレ掃除をしておいたんで許してください。ホントに。