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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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モモちゃん

takanabe2004-08-22



dropのまゆちゃんがやってきた。家の中は事件があったのかと思うくらいの散らかりようだったので、4時間かけてなんとか人を呼べる部屋に戻した。


おかげで朝から何も食べる暇がなかったので、到着したまゆちゃんと一緒に喫茶店に入ってスパゲティを食べる。


「ちいさいモモちゃん」の人形つき絵本をプレゼントしてもらう。以前青山ブックセンターで買おうか迷って買わなかったやつだ。あの時僕が買わなかったせいで多分倒産した。もうしわけないことをしたなぁ。モモちゃんはブスかわいくて、今日一日胸のポケットに人形を入れて歩くことを言い渡される。


自由が丘で、けいち、アワジ、シンクと待ち合わせて、二子玉川の花火大会へ。もう日差しが秋の感じでもの悲しい。例によって浴衣の女の子も多かったけど、品がないので見ていてむしろ目障りだった。目立つ格好をするならもうちょっとちゃんとしたほうがいいのになぁ。あとは普段目にすることのない家族連れの行動が見れて新鮮だった。おとうさんっぽいひとが携帯電話に向かって「大丈夫だから! 大丈夫だから!」ってずっと怒鳴ってたり、小学生入りたてぐらいの男の子がお父さんに「カキ氷たべたいなー」って甘えてるのに「そんなもん買わん!」とか怒ってたりとか、場所とりでいらいらしているお母さんにじゃれ付いて、マンガ本で頭をはたかれてる女の子とか。


シンクとけいちが場所を探してきてくれて、それはなんと打ち上げ場所から100メートルぐらいの超真正面。花火大会が始まると、その立体感と迫力にびびる。俺知らなかったんだけど、花火って真上じゃなくて、会場に向かってやや斜めに打ち上げるのね。今回あまりに近かったので、爆発したあとの細かいかけらが風向きによってはブワーッと振ってきて、シートの上に広げた料理の上はもちろん、目の中に入ったりした。それでも神宮の街中で上げる花火よりぜんぜん構成力もスケールもでかくて、楽しかった。変り種で「土星」や「ニコちゃんマーク」「ハート」とかはよく見かけるけど、「キティちゃん」「ドラえもん」「☆」まであっていろいろ進歩してんだなーと思った。


帰り道、エンジニアであるところのシンクと「花火ってすげーよなー、デバッグなしでいきなり本番だもんなー」とかゆっていて納得した。一年の作業の結果がいきなり本番ってどんなんだろね。僕には恐ろしくて無理だね。テストがない世界の演出家ってどうやったら成立すんだろうと思った。


自由が丘に出てカラオケ。シンクが例によってブランキーとかKinkiKidsとか難しい唄をすげーうまく歌う。けいちははっぴいえんどとかくるりとかキロロとかぼんやりしたのを歌ってる。アワジはスネオヘアー。僕は山口百恵とかスピッツとかを無理に歌ってきもいと言われた。しょぼーん。


終電近くまで歌って帰宅。部屋が広くて他の人の家と間違えたかと思った。胸のポケットからもう眠っているモモちゃんを出して机の上に飾った。