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終電を逃すのがフツーになってきた。体はしんどくて悲鳴を上げてるけど、それに比例して作っているゲームも磨かれていくので、なかなか帰れない。バイト君2号が知恵熱を出しながら繋いだシーンを朝方プレイして、24時間営業のフレッシュネスバーガーを夜食に買ってきてもらって、机の下で意識を失うように眠る。みんな完徹で辛いはずだったのに、以前より笑顔が増えてる気がした。それが何よりうれしかった。こうして過ごす時間の束が、ちょっとずつお互いの信頼になっていくのかもしれない。

任天堂が上場以来初の赤字だそうで、あぁ、確かにキューブになってからというものぱっとしたゲームがまったく出てないなぁ、と思った。続編か、セカンドパーティ製ばっか。キューブのゲームは20本以上持っているけど今のところ「メトロイドプライム」「ギフトピア」「F-ZERO GX」ぐらいしかぐっと来たゲームがない。全部外注じゃん。64の頃の志の高さはどこへ行っちゃったんだろう。年末の頼みの綱「マリオカート」がミリオン行かなかったら本当にキューブも終わりなんだろうなぁ。来年のゼルダで幕引きかな。もうちょっと本体が売れていたら僕が作っているゲームもキューブで出せたんだろうけど、残念。他社と違いを出そうとして個性の意味を履き違えたのが原因だと思うよ。