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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

takanabe2003-08-09



体がしんどすぎるので、忙しいけど会社を休もうかと思った瞬間、松崎ナオの新譜の発売日だと気づき、買うついでに会社に行くことに決定。


インディーズとして発売された今作は、タワーレコードでしか買うことができない。ソニーとの契約も切れてないはずなのに、CDを焼いているのは東芝EMIで、帯にはソニーの中にあるサイトのアドレスが載っていたりする。わけわかんね。


先着でインストアライブのチケットがついてくるので2枚買った。整理券番号15と16。多分世界で松崎ナオのこと好きランキングをやっても同じぐらいのポジションって感じ。


何度か聴いてみた感想は、デビューからの夜っぽい曲ではなく、「虹盤」以降の陽の光を感じるやわらかい曲作り+アレンジ。たった6曲のミニアルバムのうち、3曲も既発曲を持ってくるのはどうかと思うけど(ただでさえリリースできる機会も少ないのに)、アルバムトータルの印象自身は松崎ナオは今も健在だっていう前向きな感じ。特に古い3曲はより自然体で裸の音に仕上げられている。「passin'away」に至っては今回で4回目のリアレンジだ。「虹盤」バージョンのトランスっぽいアレンジは正直どうなんだろうっていう気分だったので、今回のがベストな仕上がりと言えそう。


ライブでやった曲をベースにレコーディングしてます、とジャケットに英語で書いてあるんだけど、僕がよく通ったころに発表した「つながり」「宝物のかたち」「それだけのこと」が入ってなかったのがすごく残念。そのまま入れてくれればもう9曲になるから、アルバムとしての満足感がぐっと大きくなったと思うんだけどね。近い将来フルアルバムも出るから、それ用にとっといてあると信じて楽しみに待ってることにしよう。


こうして数年ぶりにでも松崎ナオの声が届くのは途方もない喜びで、そっと押したプレイボタンの先から最初に彼女の声が耳に触れた瞬間、やっぱフツーに体がざわざわと震えて涙がこぼれそうになった。


相変わらず売れそうにないジャケット&曲構成だけど、僕の耳に新しい楽曲が届くためなら僕一人で何枚でも買うよ、そう思ったのだった。