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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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すんごいの

takanabe2003-05-29



あまりにショックだったので書き忘れてたけど、次のゼルダも「風のタクト」のエンジンをベースにしたトゥーンシェイドになるって、前作のディレクターの青沼さんがE3のインタビューで答えたとか。来年のE3ではお披露目できそうだとも言ったそう。
http://gameonline.jp/news/2003/05/25002.html


確かに同じハードで同じジャンルのゲームを作る場合、システム上の流用部分が多い方が作業効率がいいのは分かるけど(時のオカリナに対して、ムジュラみたいなもの)、さすがに今回ばかりはがっくり来たなぁ。


毎年の商品ラインナップを厚く強くしようと、1本の製作期間を短くしたいのは分かるけど、僕は別に毎年ゼルダの新作ができるかどうかはどうでもよくて、スンゲーゲームを任天堂に出してもらいたいだけなんだよな。それが必ずしも「ゼルダ」である必要はないけど、知られているタイトルとして「マリオ」や「ゼルダ」には毎回そういうワンダーや任天堂の全力を求められているはずで、前作のバージョンアップ版なんかはいらないんだ。それは「マリオサンシャイン」「風のタクト」の市場の反応を見れば分かることだと思う。キレイになっただけの前作、絵柄を変えただけの焼き直しっていうのは任天堂自身が一番否定していた作風だったはず。


会社が開発に求めてる戦略がおそらく「リリース間隔を短くする」なのだから、仕方がない部分(ボリューム不足とか)もあるけど、アップルとか任天堂には、他の会社には出来ないオンリーワンを、他の会社より時間が掛かっても、他の会社が追従できないすごいものを目指しつづけて欲しいなぁ。E3のGBA-GC連動ネタとか、もうしょんぼりしちゃうようなアイディアばかりで泣けた。64の頃の「これで世界を変えてやる!」ってぐらいの志の高さが好きだったのにな。(市場的にも実は64ソフトの方が売れてる)。


でも全然売れてない「タレントスタジオ」の続編を作ってくれてたのはかなりうれしかったな。そこは大感謝。


ちなみにE3の任天堂で僕が期待できそうだったのは


カービィのエアライド(操作がワンボタンで深いから)
ワリオワールド(俯瞰の3Dアクションでちゃんとしてそう)


の2本です。「F-ZERO」「スターフォックス」はイマイチっぽかった。