DVDで「アマデウス デイレクターズカット」を1時間だけ見ました。実は僕はアマデウスを10回以上観ている。通常版のDVDも持ってる。中学生ぐらいのときに初めて観て以来のファンなんだよね。今まで観た映画でナンバーワンかも。改めて見直して、前半のテンポの速さに驚いた。
20分の追加シーンがあるらしい。昨日観た重要なシーンは、モーツァルトの奥さんが、モーツァルトに内緒で楽譜を持ってサリエリを訪れ、皇帝の妹のピアノの教師としてなんとか推薦してもらえないか、と頼むシーンの後で、サリエリが「推薦して欲しかったら今夜一人で来なさい」と弱みに付け込むところだ。でも覚悟をして彼の前に訪れ、サリエリの前で自分から裸になっていく奥さんの迷いのなさにサリエリはびびって送り返してしまう。遊び歩いていたモーツァルトが夜中に帰ってくると、ベッドで泣いている奥さんがいるシーンに繋がる。通常版ではモーツァルトが遊びほうけてばっかりいるのを心配して（さみしくて）泣いていただけのシーンが、本来はそういうシーンを削った結果の産物だったのだ。
見慣れた画面に違った意味があったことを知っただけでクラクラしてしまった。早く続きが観たいな。字幕の訳が相変わらずへぼいのと、日本語吹き替えが入ってないのはもったいなさすぎるけど、2980円は素敵だね。テレビでやったときの吹き替えがそのままDVDの映像で観れたらそれが一番いいのだけど（一度も観た事ない人はテレビで放送される機会に観て欲しいな）一生懸命脳内翻訳しながら観ます。
