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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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マッキミノカワ先輩シンク

takanabe2002-05-06



先週はマッキとミノとけいちが遊びに来てくれた。鉄板で焼きそばやソーセージなんかを焼いて、マッキが持ってきてくれた「侍」というゲームをした。小さな村で起こるいくつかの事件に対して、自分は侍としてどう生きるべきかっていうのを選んで進んでいくアクションとアドベンチャーを足したようなゲームだった。例えば悪漢が若い娘をさらっていくシーンに出くわしたら「その娘を放せ」と「仲間に入れてくれ」を選ぶことが出来る。通行人の前で剣を抜くと戦闘になったり、畑に生えている大根で体力を回復したりして、ツレプテクーなのにファミコンの頃を思わせるような、「何これ、何するゲームなの?」っていう変な不思議感のあるゲームだと思った。おおざっぱだけど鬼武者より好きかもと思った。


ミノがラクガキ王国を買ったんだそうな。さっそく描いた絵を持ってきたというので対戦してみた。ミノの絵は僕が見てもいやもうあんたすんげえよっていつも思う天才肌な感じだけれども、それがポリゴンになってモーションがついて画面上で動いている様はそらまた格別な感動がありますな。対戦ゲームとしてはかなりイマイチだったけれども、テレビモニターを使ったエンターテインメントとしてはかなりぐっと来るものがあったよ。


カナがナスカレーを作ってくれた。短い時間で作った割に、かなりうまかった。作ってくれてる間、minaというカナが好きなブランドの話しをした。僕以外のみんなが知っていた。そっか、人気あるんだなぁと思った。ブランドの服なんか一着も持ってないんだもん。500円とか1000円とかそんなんばっか。


4連休最初の日は、そんなわけで青山のスパイラルホールにminaの粒子展に行った。「りゅうしてん」でいいのかなぁ。ミノは「つぶこてん」って言ってた。「その方がかわいいし」だって。確かに。色や間がかわいくてやさしい感じだった。アバウトな表現で悪いけど、僕世代以降の人が共有しているブスかわいさの王道だと思った。クラフトやイラストレーション系ではもう溢れてしまった表現だけど、染色やファッション系にはいなかったのかも知れない。オーダーメイドできるという今回目玉の小さな手提げ鞄は「それはちょっと」っていう数枚を残して完売だった。残念賞。


原宿のキディランドで「ハロ」を発見した。すんげえ欲しくてオロオロしていると二人の高校生ぐらいの女の子がやってきて、それを手に取った。「これさー、アレに似てる、ほら、ガンダムのー」「えー!何それ、しらなーい」。ガンダムのことを知らない方はまだしも、ガンダムのアレに似てると思った方は、アレに似てるどれだと思ったんだろうか。しばらくショックで立ち直れなかった。買うのを忘れてしまったぐらいだ。


ブックオフガンダム関連の本を数冊購入し、千疋屋でチキンサンドを食べた。表参道にbeamsTを見つけて、RezのTシャツがぐるぐる回っているのを発見。聞いたところによるとここで一番の売れ行きはRezTシャツなんだって。ゲームももっと売れたらいいのになぁ。


家に帰って「ヒミズ」の3巻と「花園メリーゴーランド」の3巻を読んだ。どっちもかなりすごいんだけど、みなさんにオススメ!って感じじゃなかった。表現の中に僕の嫌いな「痛み」はないんだけど「恨み」が感じられたせいかもしれない。明日返さなきゃ行けない「ポールのミラクル大作戦」と「陽だまりの樹」のビデオを慌てて見た。どっちもすばらしくおもしろい。ミラクル大作戦は設定自体がゲームみたい。陽だまりの樹手塚治虫の漫画のタッチ(絵柄やリズム)を一番消化できてる初めての作品だと思った。


土曜日は、白金台のminaにでかけた。とても小さなお店だった。カナが選んだワンピースは薄緑色で、ぱっと見、地味だしおばさんみたいだなと思ったけど、試着したら全然印象が違って、カナの体型や髪や肌の色によく合っていると思った。買ってプレゼントしてあげたいところだったけど、値札を見たら思考が止まるぐらい見慣れない額だったので、えーと半々でお願いしますってとこで、落ち着いた。カードで買い物したの、生まれて初めてだった。


帰りに行列が出来ていたそば屋に寄った。しそを練り込んだそばを注文した。相席だったけど暑い日に食べる腰のあるそばは素敵だなと思った。できればもう一枚食べたいぐらいだったけど、高かったので我慢した。コンビニで130円のハンバーガーを買った、健康的なのかなんなのかよくわかんない。


庭園美術館の方を巡るように散歩をして、渋谷でビデオを返して、こないだ行き損ねたyosoushiという小じゃれたカフェに行こうとしたら、これまたひどい行列で断念。日吉に帰って、ぼうぼうに伸びた髪を床屋で切ってもらった。今回の美容師はなよっとした感じの人だったけど(オレに言われたくないか)、話しを「美容師としてどうやって道を究めていくか」みたいな方向に振ったら、なかなかよい話が聞けたのと、うっとりするようなマッサージを延々10分ぐらいやってくれたので大変有意義な時間になりました。


先に帰ったカナは家でくたばっていて、夕飯は納豆とキムチと豆腐と玄米ご飯で軽めにすませた。疲れたときは和食がいいなと思う。満腹になると眠気がどっと襲ってきて、風呂に入る余力もないまま寝てしまった。


日曜日はえらく晴れていた。夏だ。代官山のプールに出かけた。無料開放日でただだった。ご存じの通り僕は泳げないのですが、水遊びをして、あとで全身がくまなく疲れるあの感じはかなり好きです。でも心臓が悪いせいか1時間もしないで体が冷え切って動けなくなってしまうから、一緒に行く人は楽しめないだろうなぁ。


昼過ぎに帰ってきてケンタッキーを食べた後、お昼寝。そう言えばバイオハザードはやっとサメをやっつけるところまで到達。昨日買った攻略本によると未だに半分まで届いていないようで悲しいです。早く終わらせて「絶体絶命都市」を買いたいのになぁ。あ、でも制御室から水を抜いた後の水滴がぽたぽたと滴る錆びた鉄にライトが当たった感じとか相当いい感じでしたよ。湿った匂いがしそうだったもん。


部屋を片づけきらないうちにシンクがやってきて、ゲームをした。初めて「007」の対戦ゲームをしてみた。かくれんぼっぽくてなかなか面白かったけど、1人称視点になれないカナはすぐに「酔った」と言っていた。


夜にカワせんぱいがやってきた。カナが迎えに行っている間、シンクと僕はたこ焼きの用意をしながら「緊張するね」とかゆっていた。カワせんぱいは想像よりか2メートルほどでかかった。そして他の3人よりか早口で回転が速いので、またたくまに司会の役になっていた。鯖に似てるかどうかはよくわかんなかった。僕もカナも誰かをおかまいすることがあまりというか全然苦手なので、見てるだけで楽しいカワせんぱいは助かるなぁとか思っていた。招待した側が思うことじゃないですが。


シンクがいじられキャラだということを瞬時に見抜いたようで、普段のシンクなら絶対言わないようなことを次々に言わされていた。こえー。自分じゃなくてよかった。たこ焼きをたらふく食べた。カナが昨日買ったワンピースを披露していた。カワせんぱいの秘密の写真を見してもらった。あっという間に時間が過ぎた。夏休みのような数日間だった。