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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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軌跡

takanabe2003-06-23



フリーで働くというのは、誰かに追われながら一生のマラソンをしてるみたいな感覚だ。一日という時間の使い方が未来の自分のかっこよさとか年収とか、次の仕事の質まで左右しちゃう。怖いって思えば怖いし、逆に言うとやる気が出る。そしてそれには息をつく場所も時間もなくて、絶対右肩上がりじゃないといけない。うーん。


数年前に僕は自分で会社を興すとか、社員を持たないほうがいいなと気づいたけど(できそうにないから)、結局、自分というブランドの会社の株を上げ続けなくちゃいけない点ではあんまり代わり映えしないのだなとも気づいた。


のんびり屋の僕にはなかなかしんどいことではあるし、男ならチャレンジして何ぼの人生?って気もする。


あっという間に一日が、週末が、月末が過ぎていく。昨日より濃くて前向きな一日を迎えられるように今日をがんばる、がんばり続ける。自分で自分の尻を叩き続ける。自分で自分を追い抜く。結果はたぶんそれの軌跡なんだろう。




アニメ「北斗の拳」はウイグル獄長を撃破。総集編を経て、トキに会う日も間近。作画にバラツキがあって、場合によってはパロディっぽく感じるのがなんかやだな。


ルパン三世VS複製人間」を見た。「カリオストロの城」には全然しっくり来なかった僕でも、楽しんでみることが出来た。やっぱりルパンは常に「欲」や「色」におぼれているのがフツー。で、コントラストとしてきらりと光る芯の強い部分や純粋さが垣間見える、というキャラクター作りが毎回必要なんだと思う。「カリオストロ」みたいに最初っからいい人っぽいと、なんかやっぱ別人。


あと次元と五右衛門、不二子との絡み方も「複製人間」の方がちゃんとセオリーに沿ってる気がする。次元はルパンの行動にいちいち文句を言いながら、それでも世話好き女房な感じ。五右衛門はルパンの決断にいつも反対で中盤に仲間割れするんだけど、いいところで帰ってくる(帰ってくる理由はあやふや)。不二子は敵のボスに名指しで気に入られている。ルパンは不二子を一回見捨てる→でも助ける(→大抵の場合ラストシーンでまた裏切られる)、とか。


アニメではなく、原作の「らしさ」からするとシュールさも捨てがたい。最後のハッピーエンドっぽいところでキスを迫る不二子のワンピースを指先でめくって乳首を押すと世界中から巨大なミサイルが降り注ぐとか、原作っぽい。あたりの地形が変わるほどの衝撃なのに、そんな中でも全然気にしてない不二子の異常さとかさ。ルパンじゃないとありえない世界観って気がするね。


たぶん物語の作りとしては「カリオストロ」より全然荒削りなんだと思うけど、ルパンの世界が好きな僕としては、見て、満足できる映画はこっちの方だったな。

待ちきれない人たちのPowerMac G5

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どっちもかっこ悪いけど、今回は曲線を使った感じにならなそうな気はする。