lovefool

はてなダイアリー版(1995〜2018)の過去ログです。更新はありません。

100の準備。

takanabe1999-05-08



もうすぐラヴフールになってから100回目の更新を迎えます。右上の数字のところの話しね。まさか100回も続くと思っていなかったので誰よりまず自分がびっくりです。えらいとかすごいっつうより、暇だったんだなぁ、この一年と思った。で、それを期に新しい部屋へと模様替えを考えています。わーい、久々ですね。


この際「ラヴフール」って名前も変えてパワーアップしようかと思ったんですが、せっかく覚えてもらった名前だし、最初に何気なくつけたときよりはるかに気に入っているので、「ラヴフール」のままで行こうと思ってます。ちなみに候補だったのは「ラヴデリック」とか「ラヴホリック」とか「タカナベ地獄」とか。


とかいいつつ実はもうデザインも構成も決まっていて、あと6回も待てねーよと自分に突っ込む今現在ですが、95〜99は合併号とかいうズルも考えられるので気が抜けません。今以上に何もかもなくなって、まさに骨人間としてのたかなべ的に、初めて来た人にはなんじゃらほいってな感じになるでしょう。にゃー!

名嘉睦稔の版画


UAの新しいシングル「スカートの砂」のc/wが、美空ひばりの「リンゴ追分」だって知ってますか? 今回その曲については触れないんですが、そのレコード版が「スカートの砂」とは別に「RINGO」として発売されています。それが左の写真です。今回はこのジャケットについてのお話。


レコード店でこのジャケットを見たとき、僕はUAのモノとは気がつかずにものすごいドキドキしてしまいました。版画で刷られたそれは淡い色合いと、スミ(クロ)の色のコントラストが何とも言えない空間感を生んでいて、一目惚れするみたいにそのレコードから目が離せなかった。でもジャケットにはデザインのクレジットが載っていなかったので、レコードプレイヤーが壊れている僕の恋はここまでかなぁとそのときは思ったんですね。


でもこないだひょんな事から、その作家のギャラリーに行くことができました。沖縄に住む「名嘉睦稔(なかぼくねん)」というのがその作者。自然をテーマにした版画をがしがし彫っている人です。ウーアがたまたまその人の絵に出会って惚れ込み、その場で「次の曲のジャケットは是非ぼくねんさんにお願いしたい!」って言ったんだって。しかもジャケットデザインは既にもう他ので決まったあとだったらしくて、関係者とか大騒ぎだったって話しもギャラリーの人から伺いました。ラジオ番組(カピパラレストラン)でUAとコラボレイトした作品も飾ってあって、それは「光を授ける人」の絵だった。なんか神話の壁画のような奇妙な絵だったけどとても魅力的だった。UAはその絵の内容をラジオで一生懸命説明したらしいよ。あの関西なまりでこの奇妙な絵を説明したかと思うと、想像するだけでかなりほほえましく思えます。


試しにどのくらいの時間で作ったのか聞いてみたら、B3ぐらいのサイズで色もたくさんついてたのに30分とか小一時間と言われて目眩がした。いたずら描きでも早すぎるのに、版画だよ? 両手がノミになっているとしか思えないよ。そんなバイタリティー溢れるひとなので新作がどんどん出来過ぎてしまうらしい。だから新作発表をなるべくリアルタイムでできるようギャラリーを作ったんだそうです。ギャラリーの展示内容は満月が来るたびに全部新しい作品に模様替えするんだって。だいたい年に100枚近く新作を作っている。すごすぎ。サイズもA4ぐらいのものから、幅10メートルに及ぶものまで実に様々です。


一見普通の版画なんだけど、ぼーっと見ているとだんだん魅力が溢れてくるのがわかります。日差しの柔らかな風通しのいい日、というイメージ。特に花を描いたものには言葉を失うね。下にオフィシャルページに飛べるリンクを貼りました。モニターで見ても何にも伝わってこないけど、とっかかりにはなるのかな。ギャラリーは京橋にあって地図も載っているはずです。機会があったらUAのジャケットも探してみてね。