未完の傑作「度胸星」
http://blog.livedoor.jp/captainsummer/archives/477938.html
ああ!俺も宇宙の秘密を知りたい!!!!
しかし。
残酷にも。
このマンガはそんな風に、まさに読者が、今、その宇宙の一端に触れるか!?と感じた瞬間に突然終わるのである。
映画「おおかみこどもの雨と雪」 感想
http://yukikaze.otaden.jp/e247343.html
例えば、狼男である父親は戸籍も免許もありそれまで人間として社会の中で生きてきた、という前提があります。そして、それが各種の小道具(免許証・子ども達の経る苦労)と共に提示されるので、どうしても「狼男とは何なのか」と言う所に疑問が行きます。しかし、そこは完全にスルーされます。
予防接種がどうこうとか児相が訪問をかけると言ったイベントもあるので、これまた「狼人間はどのような生物なのか」、「社会からの圧力をどうするのか?」と言う問題が湧いてきます。しかし、これもスルー。って言うか、予防接種もしてねえ子どもを細菌窟の田舎(下水道すらないっぽい)に放り出すとか、あの母親は子ども殺す気ですか?
あれだけ重要な雪の同級生の問題も、まともに描写しないまま重要な役割を振ったあげく強引な演出だけで終わらせるし、「話」になりません。