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PSVita「ルミネス エレクトリック・シンフォニー」

PSVitaで発売された音と光のパズルゲームの最新作「ルミネス エレクトリック・シンフォニー」を紹介します。

ルミネス」はPSPの発売日と同時にリリースされたPSP生まれのパズルゲームです。今までのパズルゲームと違って、画面のキラキラ感、音と絵のリッチ感がスバ抜けているところが個性的です。落ちゲーでありながら16:9の画面を活かすために横に長くブロックを積むことが出来たりします。


最新作の「ルミネス エレクトリック・シンフォニー」は、ハードの進化とともにそのすべてがパワーアップしており、きらめく画面と心を揺さぶるサウンドにいい意味で目眩がするような独特の体験が得られます。サウンドに完全同期した明滅やエフェクト、1とも2とも違う、伴奏に近いけど無機質過ぎない絶妙な選曲が、背景や音楽の派手さを受け身で捉えるのではなく、プレイ自体を引き立ててくれるいい塩梅になっています。


次々にスキンが変わっていくモード名が今までと異なり「ボヤージ」(航海)となっていますが、ルミネスってパズルゲームは本当に旅とかドライブとかに近い、不思議な高揚感と癒しが同時に存在するんですよね。


PSVita自体、発売以来これと言った盛り上がりはまだまだ来てない感じが続いていたんだと思うんですが、ルミネスみたいなただただバカみたいにブロックを消すことに集中してシンプルに時間を奪われる、っていうそういうゲームがやっと出てくれてよかったな、と単純に思います。僕は今回初めてダウンロード販売で買ってみました。カートリッジやパッケージの実在感は欲しいところですが、ルミネスはいつでも本体にインストールして持ち歩きたいからです。他のカートリッジゲームにはまった隙間にでもまたきっとやりたくなりますしね! オススメです。


あと、全然関係ない告知ですがニコニコ漫画の「[ノベル] にじんでこぼれる」がついに4つめのお話に到達しました。イエティ、幽霊、人魚と続いた不思議な存在モチーフは今回「韋駄天」。陸上をやっている兄弟の、不思議な運命のお話です。ぜひとも御覧くださいませ。

[ノベル] にじんでこぼれる #7 「韋駄天スプリンター」前編
http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg31973



電子書籍で、アマチュアでも出版できる!未来のベストセラーが!みたいな話が嫌なのは、アマチュアの参入が嫌なんじゃなくて、知名度のない人の本は売れないという現実を無視した煽りを信じて参入、現実の前に幻滅する人が増え、逆にアマチュアによる表現が萎縮しそうなのを警戒するからだ。

http://clip.gosuke.net/post/21610951516