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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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3DS「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」(1)

スーパーカーのredesignアルバムが2枚も出ちゃったし、Rezの続編も出ちゃうし、ICOとワンダのHD版も控えてる中で、ついに「時のオカリナ」が携帯機で3Dになって蘇った!! やっぱ今年は僕にとって青春が一巡した感が否めない。


そんな自分語りから始まりつつも、今日までほとんど死蔵状態と言っても差し支えなかった3DSがやっとまともな現役ゲーム機(肝心のソフトはリメイクだけど)として動き始めることができる6/16です。いつもより仕事を6時間以上も巻きで終わらせたり、家のポストを2時間おきに確認するなど、ハイラル平原行きの準備に抜かりはなかった38歳(チンクルより年上)の初夏。


カートリッジを装着し画面が表示されると、買ったときはしぶしぶ「ゼルダのルピー色って思えなくもないし」と消極的だった本体の青緑色が、思った以上にしっくりルピー色に思えて、かなりテンションが上がった。これもうゼルダ専用機として完結してもいいんじゃないか?


おなじみのしっとりと美しいテーマ曲、コキリの森を舞う光の粒子の空気感、うわー、懐かしい! だけど気づいてしまった。3Dがかなり素晴らしいのに、え?オレ老眼始まってね?? 3Dのスライダをどこに調節しようと、もうなんか焦点が合わない。2Dでももちろん遊べるけどね、箱庭感がちょっとスポイルされる。スライダは3Dぎりぎりのところでなんとか持ちこたえることにして、早速遊んだ。


解像度とフレームレートが上がったのは素直に気持ちいい。でもゲーム自体は今やっても新鮮!ってほどではない。まぁオリジナルは98年とすでに13年も経っているものなので、古いな、作りがしょぼいな、という粗は結構目立つ。だから3DS版で初めて時のオカリナに触れる人がいたとして「これのどこが画期的だったんだろう?」って思う可能性はけっこう高いかも。リアルタイムデモとか、普段FFとかやってる人にとっては「え? これで本気?」って思うんじゃない? 


あとZ注目がL注目になってるんだけど、僕は手が大きいので、Lを押しながらスライドスティックを同時に操作するのが非常に困難。カメラリセットでもLは頻繁に使うから、アクションゲーム的な意味ではうーん、、となった。新規の操作としてはタッチパネルの4隅を使ったメニュー。これも別に便利じゃない。オカリナの演奏に関しても、6つのボタンが同時平面に並んでいないので、4つボタン+LRに割り振られてた。タッチパネルにオカリナの絵を出すのだとダメなのかね。あとマイクに向かってフーフーとかね。仕方ないけど、この仕様だとやっぱ64コントローラでデザインされたゲームだよね、64コントローラでやりたいね、と思ってしまうな。特にZトリガーの位置は完璧すぎたと思う。あと振動も。


逆に想像以上に良かったのは、主観視点やパチンコで使える、ジャイロを使った視線移動。これは冒険感、そこに自分がいる感がすごい出る。でもけっこう振り回さないといけないので、外や電車の中だと、恥ずかしいじゃ済まないくらいの姿勢になりそう。


今はデクの木様をクリアして、カカリコ村から、デスマウンテンを登り始める辺り。エポナ(馬)に早く乗りたいけど、振動込みで乗馬が大好きだったから、複雑な気持ちだなー。会いたいけど怖い、みたいな。そういう乙女心?



気仙沼の夜の飲み会で、隣りに座ったAさんの娘さんと話をしていた時、僕が「今、何をしたい?」と何気なく聞いたところ、「そろそろ、コーヒーでもゆっくり飲みながら、女友だちと恋バナとか、したいな」

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