続編もので、高解像度を任せたいチームのひとつとしてエースコンバットシリーズがあって、その期待を裏切らない出来。旅行や仕事で飛行機に乗って、空や地上や海面を眺めると、びっくりするほど緻密な質感や密度に圧倒される。CGって全然この描写に追いついていないんだなと思う瞬間。窓の外の切り裂かれるような冷たい空気や、黄金の太陽だとか、地上を埋め尽くす針葉樹だとか、風に揺れるなだらかな海面だとか、そういうののひとつひとつがちゃんと世界をそこに存在させていることに、現実でもCGでも同じようなことをいつも思う。相変わらず操作が難しいので初心者向けの操作を選択してるけど、びりびりした緊張感はやっぱ格別だし、毎回ゲームとしてやってることは1から10まで変わってないのに、CGで再現されたいつかのどこかの空にもう一度と戯れたくなるのも、その真摯な姿勢を受けてのことなのかな。そう思うとアイドルマスターのペイント機体とか、サービスっていうより謎だけど。
