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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

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ヴィジョンと勇気

takanabe2006-02-17



ヴィジョンというものの正しさが分からなくなるときがある。理想として全員がそのヴィジョンの方向性に理解を示したとして、現在の技術では実現の目処が7割以上無理と判断された場合、それは本当の意味でヴィジョンなんだろうか。作り手(現場)と売り手(営業、プロデュース)の間でそういうことは幾度となく起こる。「○○が××だったらいいんだけどねー(でも、そうじゃないから無理です)」っていう与太話で終わってしまった場合、あるいは無理して実装できることが1割2割に満たなかった場合、なんだかシンプルに完結していた問題を、無駄に複雑化して、ベクトルとしては前方向に進んだからって、ユーザーを無視した自己満足しているだけのような気もしていて、気持ちが悪い。同じプロジェクトに参加している以上、現状をよりよくしようと思うのは当たり前のことで、すべてのアイディアはそのベクトルに乗って生まれてくるんだろうけど、現状で無理、また実現のための工数が見当がつかないところまで膨らんだ夢は、結局のところ価値がないような肌感覚もあって、気持ちと体がリンクしない。自分が心底信じてないことを人に頼むと言うのは関わっている全員に対してマイナスだ。そう思うと、どこかに明確な一線って言うのがはっきりと必要で、来るべき時にちゃんと前に進むために、今は何もしませんっていうのが、答えになったりする。でも「自ら限界を求めること」と「理想を追求すること」はたいていの場合、同じ価値では受け止められない。だから「ここまでならできます」っていう曖昧な譲歩案が常に誘惑する。だから悩ましい。結局は勇気だけの問題かもね。

えいご漬け(9)


ランクAAAだ。次の日ランクAに戻ったけど、その次はAA。なんとなく中の上をうろついていた学生時代を思い出すね。トレーニングでもだんだん難しい単語が増えてきて、フツーに勉強になってきた。朝の通勤電車ではちょっと息が切れます。Sになったら卒業でいいんでしょうか。その割には会社にかかってきた電話が英語で全然まともな会話になってなかったですけど。トレーニングは3-2。