夏の暑さ、主に関東のじとっとした暑さが大の苦手な僕を、会社をサボらせずに何とか現実世界へ繋ぎ止めてくれるのは冷蔵庫の中に冷えた「ウイダーインゼリー」と、会社の近所では早々と撤退させられたけど、最近家の近所で発掘し狂喜乱舞した「ほぐすサプリ」のおかげである。昨日今日は涼しいのでこのまま秋になってくれると大変助かるのだけど、たぶんそうはならないと思うので、冷蔵庫の中には絶やさないようにしないと。
あと今の僕を励ましてくれるもうひとつのチカラは松崎ナオの「大人サンバ」という1分ちょいの歌。題名もやばいけど、歌詞もやばい。
「大人サンバ」/松崎ナオ
こんなにも今もなお
降って注ぐ太陽があるなんて
知ってたよ知らない様
日々は溢れ刹那は満ち足りる
裸のまんまで生まれてきたでしょう
なんにもないのはあたりまえでしょう
さあ行こうよ当てはないけど
子供は知らない 一日がたくさんある
教えてあげない
こんなにも こんなにも
早く走る風を僕は待ってる
歌の歌詞なんで文字で読んでも感覚は伝わりにくいとは思いますけど続けます。なんと言うか「オトナ」と呼ばれる年齢に自分がなってみて、ぜんぜんオトナになれてねーじゃん、俺! って日々無力感を感じることが多い年頃なわけですよ。でもこの歌は「オトナだからって何かできるとか、何かすごいと思うこと自体間違い」ってゆってる気がする。開き直ってるというよりは、事実に着目してるって感じ。ただ「子供より多くの日々を生きた分、子供が知らないたくさんの1日を知ってる」ことは確かだと。「だから気負うことなく前に進もうぜ。保障とか勝算とかは抜きにしてまず進んでみよう」ってそう言ってるんだよね。なんか肩に入っていた無駄な力を抜いてもらった感じ。ありがてぇな。まー、文句を言っている間は何も前進しないしね。
GBA「とっとこハム太郎4」をクリアした。たぶん6時間ぐらいかな。一度買ってもらったらしゃぶりつくすだろう子供向けにしては短い感じ?って思ったけど、それはエピソードが終わったってだけで、残されたやりこみ要素やコレクト要素、交換要素で底知れぬ奥行きがあることが分かった。ポケモン金銀とか251匹でコンプリートだった気がしたけど、ハム太郎のシールというコレクト要素は451種類もある。そのほかにも便箋やぬり絵があって、ものすごいおもてなし感で迎えられてる感じ。やっぱゲームはオタクのためじゃなく、子供のためにあって欲しい、そしてできればボカスカ戦うばっかのゲームじゃなく、買ってあげて親も子もうれしくやさしくなるようなこういう題材、表現のおもちゃであって欲しいな、と思った。毎回30万以上売れている理由がよく分かりました。名作。
映画「ポケットモンスター 水の都 ラティオスとラティアス」を見た。フツーに面白かった。ただ神田うのは声優に向いてないと思う。