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たかなべが、ゲームやそれ以外の関心事を紹介します。

  ラヴフール(www.lovefool.jp) 

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takanabe1999-12-17



12月6日に27回目の誕生日を迎えました。今回は両親にありがとう。心臓が悪く生まれた身としてはまず今日まで生きてこれたこと自体に感謝です。これからも今までの時間に感謝しながら生きていきます。


池袋で昔のバイト先であるニコラスでピザを食べた。「PIZZA」を「ピザ」と最初に日本でカタカナに変えたこのお店はやっぱり最高にピザがうまいよ。生地が薄くてカリッとしてさ、チーズがどすんって感じの割と硬派なやつね。世の中にはいろんな種類のピザがあるけど、僕が「ピザが食べたい」って時の気持ちにいつもストライクで答えてくれる。バイト時代の店長が巡り巡ってまた同じ場所で働いていたのでかなりサービスしてもらった。遠くからちょっと照れながら店内をのぞき込む僕に「変わってねー!」って開口一番それかよ。いや、実際変わってないんだけどさ、ここ15年ぐらい。


一日はやかったけどさっそくプレゼントをもらった。コーデュロイでできた煉瓦色のウエストポーチみたいの。小さくておんなじ形のが3つベルトに並んでる。かわいい。革製品とかもいいけど、こういうやさしい素材感が好きよ。それぞれ電話用(右)、ゲーム用(真ん中)、音楽用(左)と役割任命。これでほぼ手ぶらでどこにでも行けちゃうってことだな。うれしいな。


家に帰るとガラス工芸家のヨシカさんからおめでとうのメールが。おいおい画像付きだよ。愛されてるなぁ(誤解です)。冬の青い空を見ると凧上げがしたくてたまんなくなるよ。機会があったら一緒に河原にゴーですな。ヨシカさんの両親は12月7日が結婚記念日だそうで、そちらもおめでとうございます。


アメリカでポケモンがブームなのは皆さんご存知のようですが、あれってなんかホントものすごいブームらしいね。おもちゃ屋はもちろん、街のいたるところがポケモンに染まっているらしい。ポケモンを目に入れずに街を歩くことができないくらい? ポケモンカードもニセモノがでるほど売れているようだし、子供たちも学校にポケモンを持ちこんじゃだめ!なんて、先生に言われたりしているんだってさ。(もちろん逆効果)、TIMEや、NEWSWEEKなんかも表紙にバーンってポケモンが刷られてたし、新聞にもブームを揶揄するような記事が必ず載ってる。おみやげにもらったCDはポケモン文化にインスパイアされたミュージシャンのコンピレーション・アルバムでした。


ゲームはほんとうに日本が誇るべき輸出文化なりえるのかっていう議題はもう10年ぐらい寝かせておくとして、ポケモンのような「作り手が自分がホントウに欲しかったものを丁寧に作った」って作品が子供たち、それも世界中の子供たちに愛されていくのはなんとも美しい。作り手の愛は新作の「金、銀」にも受け継がれていて、新しいポケモンが全部で何匹いるのかっていうような情報とか、攻略本の発売なんかをしばらく規制しているんだそうだ。もちろんその方がゲームをすること自体の発見や感動が増えるし、みんなで仲良くゲームを楽しんでいけるから。


前作の成り立ちがはじめからそういうブームを生むような戦略として生まれてないぶん、このソフトの核である「モンスター交換」が海外版と日本版でできないのは最高に残念なことだけれども、ネットなんていう距離を感じさせないうってつけのモノが当たり前に存在するこれからの時代は、ゲームって言う「道具」が新しいコミュニケーションの核(単に国境を越える話題のきっかけとかで充分)になってくのはまず間違いがない気がすんね。プレイステーション2がゲーム機の枠を超えてどこをどう目指して行くのかはまだ見ヲないけれども、なんかもっとゲームボーイの新しいのとかで先に世界が繋がって欲しい感じ。ドイツ人の子供とか、オランダのおねーちゃんとかとポケモン交換してたい。


そういう新しい時代の第一歩としてあのネット時間みたいな新しい世界時間を考えたスウォッチの腕時計が急に欲しくなったりした。「@645」とかって出るやつね。ほんとはスウォッチって大嫌いなんだけど、その世界意識は正しいと思ったよ。え? いや、誕生日だからっておねだり? いやまさか、そんな、ねぇ?